ココナッツオイルの7つの効能-体によくても摂りすぎはダメ?

身体にとって良い効果が多くある半面、使い方に注意も必要

食品にも肌にも使えるココナッツオイルは、ダイエットやアンチエイジング効果が期待できる。

ココナッツオイルが持つ効果とは?

 外国人セレブや日本のカリスマモデルたちが愛用し、TVや雑誌でも多く取り上げられているココナッツオイル。身体にうれしい効果が期待できる今注目のオイルです。

■ダイエット効果
■コレステロール値ダウン

 ココナッツオイルには「中鎖脂肪酸」が多く含まれています。中鎖脂肪酸は代謝が早く、脂肪が蓄積しにくい性質を持っています。また、コレステロールに影響を与えず、悪玉コレステロールを抑え、善玉コレステロールの働きを助けるとも言われています。

 もうひとつ、中鎖脂肪酸は脂肪燃焼に関わる「ケトン体」を作り出してくれるのです。ケトン体は、体内に蓄積された脂肪や摂取した油脂から作られます。ココナッツオイルを摂ることで血中のケトン体濃度が高くなると、脂肪の燃焼が促進する働きがあります。


■アルツハイマー病の予防や改善も!?
 ケトン体は、アルツハイマー型認知症の予防や改善の効果も期待されているようです。アルツハイマー病はまだ完全に解明されていませんが、原因の一つとして、脳の栄養素になるブドウ糖がうまく吸収されずエネルギーに変換できないため、脳細胞が飢餓状態となり障害を受けてしまうと言われています。

 ブドウ糖の代わりにケトン体で脳に栄養供給することで、脳細胞の飢餓状態を止める効果が期待されています。ココナッツオイルを定期的に摂取したところ、アルツハイマー病の改善を示したケースもあるようです。

■便秘解消にも
 ココナッツオイルは、小腸内壁にある腸絨毛(ちょうじゅうもう)に浸透して、腸内を掃除してくれる働きがあると言われています。

■抗酸化作用
■免疫力アップ!

 中鎖脂肪酸のほかに、ココナッツオイルが持つ注目の成分は「ラウリン酸」です。抗酸化力や抗菌力、免疫力アップなどの効果を持ち、アボカドオイルなどと並び、アンチエイジング食材として以前から注目されてきました。

■日焼け止めにも使える
 ココナッツオイルにあるラウリン酸やビタミンEは、紫外線による肌の老化を防ぐ働きがあるといわれています。ただし、夜は必ずオフしましょう。長時間ついた状態だと、かえって肌の酸化を招きます。

ココナッツオイルを摂るときの注意点

 ココナッツオイルは脂肪になりにくいオイルとはいえ、4割程度は身体に蓄積されると言われています。摂り過ぎは体重の増加につながるだけでなく、消化不良を起こして腹痛や下痢になる場合があります。

 肌に塗る場合も注意が必要です。ココナッツオイルは天然成分なので、繊細な日本人の肌には合わない場合もあります。

 また、ヴァージンオイルは生のまま使ったほうが良いでしょう。オリーブオイルにも言えることですが、ヴァージンオイルは生で使うからこそ抗酸化作用を発揮します。加熱すると風味も効果も落ちてしまいます。

 ココナッツオイルによる効果は、すべての人に当てはまるとは言えません。ココナッツアレルギーを発症する場合もあるので、摂取後、具合が悪くなったり湿疹などの症状が出た場合はすぐに使用を中止しましょう。

(編集・制作 (株)法研)

【監修】
上符正志(うわぶ・まさし)先生


銀座上符メディカルクリニック 院長
1960年、山口県下関市生まれ。九州大学工学部在学中、医師が社会で果たすべき役割にめざめ転身、産業医科大学医学部に入学。卒業後、横浜市民病院外科、北里大学医学部救命救急センター、益子病 院内科などで治療に携わりながらも、病気の早期発見・早期治療の方法に限界を感じていた。そんななかでアンチエイジング医学と出会い、発症を未然にふせぐ患者本位の医療の可能性を見いだす。米ニューヨークのザ・サレーノ・センターで行われている最先端治療プログラムを習得し日本に導入。近著に、『若くて疲れ知らずの人は副腎が元気!』(マガジンハウス)がある。

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