肌を傷めない“ムダ毛処理”でつるつる美肌-5つの処理方法

剃る、抜く、除毛、光脱毛…。それぞれのメリットデメリット

ムダ毛処理は女子のたしなみ。でも間違った方法では肌が傷つく! 正しい知識でムダ毛のない美肌を目指そう

ムダ毛を賢く処理して夏のファッションを楽しもう

 初夏の日差しがまぶしい季節ですね。この夏はどんなファッションにトライしよう、どこへ出かけようと楽しい計画にウキウキしますよね。肌を露出するファッションに大敵なのがムダ毛。ある化粧品メーカーのアンケートでは、6割以上の女性が「自分は毛深い、毛深いほうだ」と思っているとか。
 悩みは尽きないムダ毛ですが、間違った処理法では肌がボロボロになりますよ。後悔しないためにも、肌を傷めないムダ毛処理法のポイントを押さえておきましょう。

 ここでは剃る、抜く、除毛、光・レーザー脱毛など、それぞれの正しい処理方法と注意事項をまとめました。自分に合った脱毛法を見つけて賢く処理し、美肌を守りましょう。

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剃刀は手軽だが、肌表面の角質まで一緒に削ってしまう

●剃る
 家庭でのムダ毛処理で最も一般的なのは、やっぱりT字シェーバーなど剃刀(かみそり)で剃る方法。広範囲をササッと処理できる手軽さではダントツです。しかし最大の弱点は、毛と一緒に必ず肌表面の角質まで削ってしまうこと。肌をダメージから守り潤いを保つ角質が削られると、乾燥や肌荒れだけでなく、小さな傷から雑菌が入って炎症を起こすこともあります。

 また、肌表面に出ている毛だけを剃るため、翌日には毛が濃い部位で黒いぷつぷつが目立ってしまうことも。しかし毎日剃れば、ひりひり赤くなったり、脇などデリケートな部位は茶色く色素沈着を起こすこともよくあり美肌が台無しに。剃刀は、せめて3日は間を置かないと肌は悲鳴を上げてしまいます。

 剃刀を使う場合は、お風呂上りの肌が潤って清潔な状態で行うのが鉄則。毛は水分を含むと太く柔らかくなり、サクッと切れやすくなります。その際、摩擦を減らし潤いを守るタイプのシェービングクリームなどを使って極力肌を守ってあげてください。

 逆毛に剃ると根元からしっかり剃ることができそうですが、肌への負担は大。順毛、つまりひざ下なら上から下へと毛流れに沿って剃るほうが肌に優しいです。そして、軽く肌表面に刃を滑らせ、決して力を入れないこと。処理後の肌は傷んでいるため、シェービングクリームを洗い流し、タオルで拭いたあとは低刺激のローションなどで保湿し整えることも忘れずに。

 深ぞりを繰り返すと、擦りむけて赤いブツブツができたり、埋没毛といって、毛穴が傷ついて塞がり中で毛が成長し黒く見えるなど見た目も悪く、剃刀が使えない肌状態になってしまうこともあるので厳重に注意してくださいね。

 肌への負担を考えれば、深剃り防止機能があって角質を傷つけない電気シェーバーがおすすめ。最近では、熱線でムダ毛を焼き切るムダ毛処理器も人気のようです。

意外とおすすめの除毛クリーム、抜くのは「持ち」がいいが負担も大きい

●除毛クリーム
 剃刀に比べて薬剤で毛を溶かす「除毛クリーム」は角質への負担がずっと少なく、処理後の肌もつるすべに。再びムダ毛が目立ってくるまでの「持ち」も少し長くなります。しかも、ひと昔前より短時間で処理が終わり、ツンとした匂いも軽減。低刺激化が進み敏感肌用も出ているなど、意外と使い勝手がよくなってきています。

 また、剃刀で処理すると毛の断面が角張って太く濃くなったように感じますが、除毛クリームでは断面が丸いので少し目立ちにくいなど、除毛クリームは実はおすすめアイテムなんです。

 ただし、薬剤が肌に合わない人もいるので、肌が弱い人は腕の内側などで必ずパッチテストをしてから使ってくださいね。

●根元から抜く
 今も根強い支持があるムダ毛を根元から抜く処理法。毛抜き、電気脱毛器、ワックスなどがあります。抜くことの最大のメリットは、根本から抜くので毛が次に生えてくるまで時間を稼ぐことができる点につきます。

 しかし、毛細血管とつながっている毛根を無理に引き抜くわけですから、痛みを伴い出血も起こします。そこに雑菌が入れば炎症が起こり、埋没毛にもなりやすいのが難点です。

 広範囲の脱毛には、毛抜きでは時間がかかり過ぎ、ワックスは一度に抜くのでかなりの痛みを伴い、毛穴から出血する場合も。電気ローラーで引き抜く脱毛器も痛みを伴い、どちらかというと細いムダ毛をこまめに処理するのに向いています。

 いずれにしても、処理後は冷水で冷やしたタオルなどで必ず冷やし、炎症を抑えることが大切です。

光やレーザーで毛根にダメージを与えて脱毛する

●光脱毛
 最近ではエステサロンで使われる光脱毛器を応用した家庭用脱毛器も人気です。簡単にいうと光を毛の黒に吸収させ、毛根にダメージを与えるものです。処理後しばらくして毛がポロリと抜けますが、休止期だった毛がいずれ生えてきます。

 医療脱毛で使われるレーザーほどの威力はないため、その効果にはかなり個人差が。定期的に続ければ毛根が弱ってきて、生えてくる毛が細くなることも期待できますが、効果が実感できないという人もいるようです。

 いずれにしても、発毛サイクルに合わせて、長期戦で効果を出すものです。ほかの処理法の併用も念頭に置いておくべきですね。

 今は低価格で光脱毛ができるサロンも増えていますが、予約が取れない、効果が実感できない、高額コースへ勧誘されることがあるなど、さまざまな問題があることも確かです。
 長期間通うことになるので、友人知人などの実際の口コミを頼りに相性の合うサロンを選んでください。

●医療機関で行われるレーザー脱毛
 やはり確実なのは、医療機関で行われるレーザー脱毛。かなり痛いし、高額だし、発毛サイクルに合わせて長期間通う必要があるのはサロンでの光脱毛と同じです。

 しかし光脱毛より回数は少なく、半永久的に脱毛できる可能性が高く、その後ムダ毛処理のうっとうしさから解放されるのは魅力的。とくにムダ毛が濃い人は、コンプレックスを解消できて自分の体に自信が持てるようになります。

(編集・制作 (株)法研)

【執筆】
山崎 多賀子さん


美容ジャーナリスト
化粧品メーカー、女性誌の編集者を経てフリーに。スキンケアからメイク、健康・メンタル美容まで幅広いジャンルで取材を続ける。著書に自らの乳がん体験談や乳がん患者に役立つ情報をまとめた『「キレイに治す乳がん」宣言!』(光文社)などががある。NPO法人キャンサーリボンズ理事、NPO法人乳がん画像診断ネットワーク理事、NPO法人キャンサーネットジャパン認定乳がん体験者コーディネーターなどを務める。

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