人生に大事な4つのL 仕事・学習・余暇・愛-人と比較しないことが重要

素敵な一年となるように

 

新しい年がスタートしました。今年はどんな一年にしたいですか?
ワークライフバランスの視点も加えて計画してみませんか。
ワークライフバランスといっても、ちょっと漠然としていてピンとこないかもしれません。そこで、キャリアカウンセリングの第一人者である宮城まり子氏が紹介したサニー・ハンセンの考え方を参考にしたいと思います。

ライフキャリアの概念を提唱したアメリカの学者サニー・ハンセンは、著書”Integrative Life Planning(統合的人生設計)”の中で、人生は仕事だけではなく、4つの要素がバランスよく統合されなければならないと述べました。
4つとは、Labor-仕事、Learning-学習、Leisure-余暇、Love-愛です。
この「L」から始まる4要素が組み合わさってこそ意味のある人生になる、としたのです。

さて、ここではこの「4つのL」を使いながら、2009年を振り返ってみましょう。
まず、あなたの生活のどの部分がそれぞれの「L」にあてはまるのかを思い浮かべてください。「仕事」といっても収入を得る仕事だけではなく、家庭や地域に貢献したことでもかまいせん。「愛」も恋愛や家族愛のほか、友情、ペットへの愛情も含まれるでしょう。
あなたはどの程度のエネルギーや時間を「4つのL」に費やしましたか?自分の印象でよいのです。円グラフを描き、それぞれ何パーセントずつか色分けしてみましょう。何が一番大きくなりましたか。仕事?余暇?学習?それとも愛?
「4つのL」はあなたにとってどのような意味を持ち、相互に作用していますか。またそのバランスはいかがでしたか?

「4つのL」の大小の理由は人それぞれです。ひとつのものが極端に大きくてバランスが悪く見えても、必ずしも「良くない一年だった」とは言えません。
たとえば「仕事」がほとんどだった人。この一年は仕事において「勝負の年」だったのかもしれません。「愛」が大きかった人は、恋人と幸せに過ごしていたのかもしれませんし、冷え切った夫婦関係の修復にエネルギーを注いでいたのかもしれません。仕事はいまひとつだったけれども、キャリアアップのために勉強して「学習」が大きい、あるいは、それまでがんばったので、思いっきり休養して「余暇」が大きいなど、様々な理由があります。人にはそれぞれ「ここぞ」という場面があるので、長い目でみて、自分にとってバランスがとれていればよいのです。
大切なのは、「他の人と比較しない」こと。むしろ3年間前のグラフをつくり、過去の自分自身と比較すると、見えてくることがあるかもしれません。そして「これからどうしたいか」です。将来の理想の円グラフをイメージし、自分らしく生きられるように、ほんの少しずつでもステップを上れるといいですね。

では最後に、2010年の円グラフをつくってみましょう。今年は何をボリュームアップさせたいですか?そしてそのために何をしますか?

参考文献:宮城まり子『キャリアカウンセリング』2002年、駿河台出版社

【執筆】
ピースマインド・イープ 津田るみ


■ピースマインド・イープ株式会社
高度な専門性を活かしたメンタルヘルス関連サービスを提供。日本最大級のオンラインによる心理カウンセリングサービスを提供するほか、オフラインでも直営カウンセリングルームを全国展開し、数多くの方々のメンタルケアを支援しています。人間関係、仕事・キャリア、家族・夫婦、育児・教育など、誰しもが抱える悩みやストレスについて、専任のカウンセラー(臨床心理士・精神保健福祉士等)がお応えします。

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