【DNJ】ディーエヌジェー

 ダイエットや生活習慣病に有効な成分として最近話題になっているコトバです。正式には「1-デオキシノジリマイシン」といいますが、あのが食べる桑の葉に豊富に含まれています。
「桑の葉はもともと中国では古くから高血圧や糖尿病の症状、太りすぎなどに効能がある薬用茶として飲まれてきました。日本でも鎌倉時代以降、養蚕が盛んになるにつれ民間療法の一つとして広まりました。桑の葉にはカルシウム、カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛などミネラルや食物繊維が含まれていることはわかっていたのですが、最近の研究で糖質の吸収を抑える働きがあることが突き止められたのです」(鈴木平光先生)
 食べ物の糖質をカットしてくれるから、“ふつうに食べても太らない”。食べてもカロリーカットでやせるという、まさにダイエットに理想的な成分なのです。

糖質のカロリーをDNJがブロック!

 ここで糖質について、ちょっとおさらいします。
 ごはん、麺類、パンやお菓子などの食物には、エネルギーの元になる糖質が多く含まれています。この糖質は体内で消化作用によりブドウ糖に分解され、小腸から吸収された後、血液によって脳や筋肉に運ばれエネルギー源になります。
 そのとき、すい臓から出るインスリンの分泌や働きが悪かったり、糖質が過剰だとブドウ糖が血液中にあふれてしまいます。これを「高血糖」といいますが、この状態が続くと糖尿病を発症することになります。また、余分なブドウ糖は脂肪に合成されて体脂肪、特に内臓脂肪として蓄積され、肥満を招きます。
「糖質が分解され、ブドウ糖が小腸で吸収されるのは、α-グルコシダーゼという酵素の働きによります。桑の葉のDNJはそのα-グルコシダーゼと結合することで、糖質の分解作用を妨げます。すると、糖分の吸収作用がゆるやかになり、食後の血糖値の上昇が抑えられる。その結果、糖尿病を予防・改善することになります」(鈴木先生)

 これがDNJの効能ですが、このことが体脂肪を燃焼させ肥満改善につながります。
「糖質の分解・吸収が抑えられ、血中のブドウ糖濃度が上がらないと、脳や筋肉はエネルギー源の不足をきたします。これは生命活動にかかわることなので、体の代謝反応としてすぐに体脂肪を使ってエネルギーを確保しようとします。つまり、体脂肪の代謝が促進され、肥満も改善される仕組みです」(鈴木先生)
 DNJを摂取・補給すること自体が、やせるメカニズムを動かすことになるのです。

脂肪を燃やして体重増加を抑制

 DNJのダイエット効果は、さまざまな実験結果も発表されています。
「砂糖50%配合のエサを与えたラットと、砂糖50%+桑の葉粉末10%配合のエサを与えたラットを比べた実験があります。4週間後、桑の葉粉末を与えたラットは与えないラットに比べて、体重で25%減、皮下脂肪で32%減という結果でした。

 また、中性脂肪の高い男女11人を対象とした試験もあります。桑の葉粉末を3カ月摂取したところ、中性脂肪の平均値は、237mgから170mgにまで低下したのです」(鈴木先生)
DNJの効果は、このように科学的データに裏づけされた確かなもの。
またDNJの良さは、カロリーだけをカットしてくれることです。たとえば、食べ物の脂肪分を吸収させない成分の場合、ビタミンAやEなど、脂溶性の栄養素まで吸収を阻害されます。でも、DNJなら必要な栄養分はしっかり残るのです。

では、どうやって摂取すればよいのでしょう?
「サプリメントが簡便ですが、桑の葉茶を毎日一定量、5~6杯ほど飲み続けるのもいいでしょう」(鈴木先生)
 実は、桑の葉はその健康効果ゆえ、昔から食材として料理にも用いられてきたのです。桑の葉茶を刻んでハンバーグなどに入れて食べてもいいのだそう。
「なお桑の葉のサプリを利用している人からは、体調が良くなった、便秘が改善したなどの声も多数聞かれます」(鈴木先生)

右:1粒で桑の葉、約10枚分。効率的に桑の葉エキスが摂取できるサプリメント「桑の葉ダイエット」180粒 ¥5,250/太田胃散
左:厳選した桑の葉100%。飲みやすく仕上げたお茶「桑の葉茶」 2g×20袋 ¥900/トヨタマ健康食品

問い合わせ先/太田胃散■0077-2355-1313 
トヨタマ健康食品■03-3663-0360



お話を伺った先生
鈴木平光先生
 医学博士。農林水産省食品総合研究所・機能生理研究室長などを経て、女子栄養大学栄養学部教授。水産物、農産物の栄養学を実践的に応用するノウハウにくわしい。『水産食品栄養学』(技報堂)など、著書多数。