【花つぼみ】はなつぼみ

 美肌や便秘解消に効果がある花つぼみが、口コミで人気です。中にはすでに身近なものもあり、バラのハーブティには、花のつぼみでできているものも。
 実は、この花つぼみ、中国・清王朝の名門皇族・愛新覚羅(あいしんかくら)家に秘伝のレシピがあるほど、その効能は昔から知られていました。
 美しく咲いた花より、つぼみの方が、効力があるということ。なかでも、中国の愛新覚羅(あいしんかくら)家の秘伝レシピに使われている、5種類の花つぼみは特に効用が高いと研究でわかりました。
「 そのレシピを研究すると、腸内環境の向上に非常に役立つとわかりました。“美容と健康は腸にある”もので、“出すものは出して、ためない生活をする”のが、大切なポイントなんです。この秘伝レシピは、慢性の便秘に悩む女性の強い味方ですね」(新谷先生)

美肌や便秘に効く5つの花ハーブ

 花つぼみは、ハーブの花の開花直前のつぼみを採取し、陰干しして粉末にします。新谷先生によると、古代中国の秘伝レシピにあった次の5つの花ハーブが、美肌や便秘解消に効果的だそう。

桃花(トウカ)/中国では古代から王宮の女性たちの間で美白、美肌ケアに愛用されてきました。最近、「ナリンゲニン」というフラボノイド(植物性色素)に抗酸化作用があることが発見されました。食物繊維も豊富です。
代々花(ダイダイバナ)/体脂肪の蓄積を抑制する「シネフリン」という成分が豊富。また、生理不順を正常にする作用があります。肝臓にたまった毒素をデトックスし肝機能の改善効果も。
金銀花(キンギンカ)/花が咲いた時には金色で、時間とともに銀色になる美しい花ハーブ。脂肪肝を予防するビタミン様物質の「イノシトール」を含んでいます。
西洋人参/脂肪やコレステロールの分解・排泄作用のある「サポニン」をはじめ、アミノ酸やミネラルがたっぷり。新陳代謝を高め、血行を促進します。
サフラン/花の色素(カロテノイド)には強い抗酸化作用があり、細胞の老化を予防します。また、自律神経失調症、更年期障害、生理痛などを調整・鎮静する成分も含まれます。

「 個々の花つぼみの効能もすぐれていますが、一緒に摂取することによる相乗効果も大きいと考えられます」(新谷先生)

花つぼみをお茶や飲料で

 花つぼみは、ハーブティやローズウォーター、成分の入った飲料で摂ることができます。
「 個人差はありますが、慢性的な便秘が関係して肥満体質になっている場合も、体質を改善できるでしょう。便秘も含めて、悪玉菌が優勢な腸内環境が原因と思われる肌荒れ、アレルギー、感染症、冷え体質、風邪引きなどに悩んでいる人も試してみてはいかがでしょうか。腸内の悪玉菌や有害重金属、老廃物をデトックスしてくれますよ」(新谷先生)
 特に、5つの花つぼみは肝臓の働きを助ける作用もあるので、虚弱体質の人にもいいそう。
 花つぼみは、ハーブティの他、粉末をカプセルに入れたサプリメントや、成分を配合した飲料が出ています。5つの花つぼみがすべて入ったものもあるので、手軽に美容・健康効果が得られると評判だとか。
「 愛飲者からは体重が5キロ減った、肌にツヤが出たなどの声がたくさん届いています。ですが、花つぼみだけに頼らず、栄養バランスのよい食事とよい水、適度な運動を習慣にして、腸にやさしい生活を心がけてください」(新谷先生)
 腸を健康に保つことは、美肌やダイエットのほか、アンチエイジングにもつながります。花つぼみで、“快腸”な毎日を過ごしましょう!

お話を伺った先生/新谷弘実先生
医学博士。1960年、順天堂大学医学部卒。‘69年に内視鏡による大腸ポリープの切除に世界で初めて成功。以来、新谷式と讃えられる内視鏡分野のオーソリティとして活躍中。健康全般についても独自の見解を積極的に発信し、『病気にならない生き方』(サンマーク出版 ¥1,680)3 部作はベストセラー。

左:6種類の花つぼみとオーガニックコーヒーをブレンドした飲みやすいコーヒー飲料。豆乳やきな粉を加えてアレンジしてもおいしい。「カフェブロッサム」150ml 6缶¥2,070 /ディーセントワーク

右:香りの高いバラのつぼみ。甘く優雅な香りで女性におすすめのハーブティ。「農薬不使用ローズバッズピンク」15g ¥525 /生活の木