賢く、ムダなく、医療サービスを受けるには、これまで以上に医療費について関心を持つことが大切です。 みなさんは医療費についてどれくらい知っていますか? 現在、医療費の自己負担割合は、3歳未満2割、3~69歳3割、70歳以上は1割(所得の多い人は3割)です。

生涯に必要な医療費の総額

生涯医療費の約半分は70歳以降に消費。医療費節約には、若いころからの健康管理が大切です。 一生のうち一度も病院のお世話にならない人はまずいません。人間ひとりが生涯で必要な医療費は、実に2,200万円といわれています。しかもその約半分が70歳以降に必要となってきます。現在健康だという人も、けっして他人ごとではありません。健康は1日にしてならず。よい生活習慣の積み重ねこそが将来の健康へのパスポート、ひいては医療費を節約することにもつながります。

診療を受けたときにかかる医療費

病院の規模によって役割分担があり、料金も違う。まずは診療所で受診しよう。 ひとくちに病院といっても、診療所から大学病院のような大病院までさまざま。実は初期の病気は診療所、むずかしい専門的な治療は大病院というように、病院の規模や設備によって役割があり、それによって医療費の設定も異なります。

初診料・再診料

初めて医療機関にかかったときの診察料金が初診料です。体温や血圧など簡単な検査の費用も含まれ、診療所と病院で金額が異なります。  また、同じ病気で同じ医療機関で受診したときに、2回目以降にかかる診察料金が再診料です。電話で治療の指示を受けても再診料がかかります。

初診時の特別料金・再診時の特別料金

医師の紹介状を持たずにベッド数200床以上の病院を受診すると、初診時に特別料金を加算されることがあります。逆に200床以上の病院で診療所や200床未満の病院への転院をすすめられた場合に、患者が転院を拒否して治療の継続を希望すると、再診時に特別料金を加算されることがあります。どちらの特別料金も病院側が自由に金額を設定できる上、保険適用外のため全額自己負担となります。

検査料

検査には、血液や尿などを調べる検体検査と、心電図や胃カメラなどの生体検査の2種類があります。検査項目で異なる検査実施料、検査の診断料、使用した薬剤や材料の料金、検体をとる技術料などを合わせたものが検査料となります。

注射料

外来の場合、注射する薬剤の料金(薬剤料)と注射を打つ技術料(注射手技料)を合わせたものが注射料です。皮下・筋肉内注射と静脈注射では技術料が異なります。点滴も注射料となります。