海外で活躍したい!海外で薬剤師になる方法

海外で薬剤師になるのはハードルが高い!?

 例えば日本国内で薬剤師として勤務したい場合、たとえ海外で薬学部を卒業したり、薬剤師の免許を取得しても日本でそのまま使用することはできません。薬剤師国家試験を受けて合格する必要があります。海外でも同様です。日本で薬剤師免許を取得したとしても、海外でそのまま使用することはできないのです。働く国で決められた試験に合格し、免許を取得することで、薬剤師として働くことができます。当然試験は、受験する国の母国語で行れます。最初からどこの国で働きたいのかが決まっているのであれば、言葉の勉強も兼ねて、海外で勉強し、試験を受けるほうが海外で薬剤師として活躍する近道です。

トランスファーで免許が活用できる!?

 中には日本の薬剤師免許を活かすことができる「トランスファー」という制度があります。アメリカのトランスファーを例に解説します。
 
 【メリット】
 アメリカでトランスファーをするメリットは、薬学部の卒業が免除されるということです。アメリカの場合、他国で薬剤師免許を所持していても、はじめから薬学部を卒業して、2年ほどのインターン、国家試験の合格が必要になります。ファーストステップが免除されるという訳です。
 
 【デメリット】
 アメリカの場合、州ごとに異なりますが、いくつかの英語の試験を受けなければなりません。中でも「TSE」と呼ばれるスピーチのテストは日本人が苦手とされる分野で、難関です。さらに、英語の試験に加えて、500から2000時間ほどの長期インターンが必要になります。
 
 実情は、トランスファーを利用するよりも、海外で普通に薬剤師の試験を受けたほうがハードルは低いです。

海外青年協力隊という働き方

 海外で短期間の間、薬剤師のボランティアを行いたいという方にはぴったりの働き方です。もちろん、日本の薬剤師資格のみで応募できます。ただし、実務経験が数年必要とされる場合が多いので注意が必要です。海外青年協力隊は、主に発展途上国で2年間活動を行います。一度視野を広げるために海外勤務をして、いずれ日本で働きたいという場合にも良いでしょう。気になる現地での支払いについてですが、現地での家賃から生活費まで全て支給されます。

国境なき医師団という働き方

 日本の薬剤師免許を活かして海外で働く方法には、国境なき医師団というものがあります。国境なき医師団では、薬剤師としての2年以上の実務経験と、語学力が必要です。派遣先は、国境なき医師団が運営する病院などで、発展途上国になります。主な活動はHIVや難民支援、予防接種などです。発展途上国では日本の気候と異なり、気温や湿度の上がり下がりが激しいため、薬品管理が難しく、より高いスキルが必要となります。長期的に海外の、特に発展途上国で働きたい方におすすめです。
 日本の薬剤師免許を活かして、海外で活躍するには、今回ご紹介した方法のほか、海外青年協力隊や国境なき医師団の薬剤師として働く方法もあります。海外で働きたい場合には、これらの選択肢も視野に入れてみると良いでしょう。
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