地域差があるってホント?都道府県別の薬剤師の割合を探る!

地域別にみる薬剤師の人口の割合は?

 薬剤師は、医師の処方箋に従って調剤する大きな役割を担っています。調剤は、薬剤師しか行う事が許されていない重要な業務の中のひとつ。多岐にわたる薬剤師の業務の中で、最も従事している人数が多いと言えるでしょう。調剤が行われる調整薬局の数は、人口の割合に比例しています。従って、薬剤師の数だけでみると、都市部ほど多くなる特徴をもっているのです。しかし、薬剤師の数が多くても、人口の割合から比較してみると違ってきます。薬剤師一人当たりが担当する患者さんは、都市部ほど多くなる傾向があるのは当然なのかもしれませんね。

日本全国における薬剤師の割合は?

 日本において、薬剤師の数は年々増加する傾向にあります。2010年時点の厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、薬剤師届け出を行った総数は、約276,500人、人口10万人当たりの割合は、215.9人となっています。2012年の同じ調査では、総数が約280,000人、人口10万人当たりの割合は219.6人と僅かながらですが増加しているのがわかります。また、職種別の割合は、薬局の従事者が最も多く、2012年には全体の54.6%と前回の調査と比較して5.1%の増加が見られます。

都道府県によって大きな差がある薬剤師の割合

 実際に薬剤師として従事する人の割合は、各都道府県によって大きな違いがあります。2012年の厚生労働省「医師・歯科医師・薬剤師調査」の概況によると、人口10万人当たりの薬局や病院に従事している薬剤師の割合の全国平均は161.3人。これを都道府県別にみると最も高いのは、徳島県の199.5人、次いで東京都の198.1人となっています。また、薬剤師の割合が最も低い都道府県は、沖縄県で125.3人、次いで青森県の126.4人という結果に。薬剤師の数は、地域によって大きな差があると言えそうですね。

薬剤師の割合だけで判断できない転職事情

 人口10万人当たりの薬剤師の割合を都道府県別にみると。割合が高い地域が転職に有利のように思えます。しかし、徳島県や東京都のように、全国トップの割合を誇る地域は、薬剤師が充足しているとも言えそうです。逆に、最も低い沖縄県や青森県、福井県などでは、まだまだ薬剤師の数が不足している状況にあると思われます。その結果、薬剤師が足りない地域では、条件のよい求人が多いと予測されます。また、薬剤師が多い都道府県では、条件は厳しいですが、薬剤師として高いスキルが求められるのでしょう。
 薬剤師の割合は、人口10万人当たりでみると、各都道府県によって大きな違いが見られます。薬剤師として転職を考える地域の割合がどれくらいなのか…参考にしてみてはいかがでしょう。希望する条件が正しく判断できるのではないでしょうか。
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