薬剤師の円満退職のために!絶対に知っておきたい5つのポイント

退職までの大まかな流れを確認すべし

 円満退職に向けて最初のポイントとなるのは、退職の時期をいつにするかということです。調剤薬局や外来病院であれば、冬や花粉症の時期など忙しい時期は避ける方が賢明です。また、プロジェクトを抱えている場合は区切りのいい時期を選びましょう。
 
 退職の時期が決まったら、退職までの大まかなスケジュールを確認しましょう。抜けがないように退職までのフローチャートを作成することをお勧めします。退職までの流れはだいたい以下のようになります。
 
 1.退職の意思を伝え、退職日を決定する
 2.退職届を作成・提出する。
 3.業務の引き継ぎ、残務処理
 4.関係各所への挨拶
 5.返却物を返却し、必要書類を受け取る

円満退職の第一関門!退職の意思の伝え方

 薬剤師が退職する場合、退職申告は〇ヶ月前と就業規則に定められてことがよくあります。薬剤師の仕事は専門性が高いため引き継ぎに時間がかかったり、人手不足で次の人材が確保しづらいという現実があるからです。円満退職を目指すなら、それよりも早い時期に伝えるようにしましょう。
 
 その際、最初に直属の上司に伝えることが重要です。親しい人に伝えたいでしょうが、周囲から上司の耳に入ると、心証が悪くなります。また、直属の上司を飛ばして、さらに上の責任者に話すのもタブーです。
 
 退職の理由は、マイナス要因には触れず、キャリアアップなど前向きな理由を話すようにしましょう。不満を理由にすると、転職先での評価を下げることになったり、改善を引き合いにして引き止められる可能性があるからです。

もはや常識?!退職届はきちんと提出すべし

 自己都合による退職の場合、実は、退職届を文書で提出しなければならないという法律上の規定はありません。しかし、一般的には、退職願を提出するのが常識とされています。勤務先から提出を求められるケースも多いですが、求められない場合でも提出するようにしましょう。退職日の証明にもなるため、コピーを取っておいた方が安心です。
 
 提出先は基本的には直属の上司となります。また、退職届を提出する時期や書式については、職場で決められている場合もあるので、事前に確認しておくようにしましょう。

立つ鳥跡を濁さず!引き継ぎのポイント

 引き継ぎは単なる業務連絡ではなく、後任者が働きやすくなるように配慮することが大切です。スムーズに仕事が引き継げるように、以下の点について伝えるようにしましょう。
 
 ・薬の処方の方法と説明に関する職場のルール
 ・処方元の病院やドクターの癖、疑義照会時の注意点
 ・特徴のある患者さんのリストと対応方法
 ・仕入れ先やMRの対応の方法
 ・職場の他のスタッフの特徴や注意点
 
 また、持っていた書類の整理を必ず行い、誰が見てもわかるようにファイリングしておくようにしましょう。

あともう一歩!退職直前にすること

 残務処理や引き継ぎ作業も目途がつくと、退職まではあと一息です。
 退職日の10日~1週間前になったら、やり残したことはないか、忘れている引き継ぎ事項はないか、再度確認しましょう。
 合わせて、ドクターや取引先、職場内の関係部署などに退職する旨を伝え、お世話になったお礼の挨拶も忘れないようにしましょう。その際、仕事の後任を紹介しておくことが望ましいです。
 また、退職時に受け取る書類があります。トラブルを避けるためにも事前に確認しておきましょう。受け取る書類は、年金手帳、雇用保険被保険者証、源泉徴収票、離職票(転職先が確定していない場合)です。
 退職日には勤務先から付与されたものをすべて返却します。必要ならば、パソコン等のデータも削除しておきましょう。
 退職は、就職以上にパワーを要します。自分一人のペースで進められることでもありません。なかなか思うように進まないこともあるでしょう。しかし、円満退職のためは、周囲に迷惑をかけないようにすることが何よりも大切です。周囲を思いやる気持ちと転職への強い意志を忘れずに、円満退社を実現させてください。
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