失敗しない退職時の引き継ぎ3ヶ条

引き継ぎのためのスケジュール・資料作成

 退職が決まった後の引き継ぎにはけっこう時間がかかるものです。後任者が決まっているのなら余裕を持って引き継ぎたいですが、実際はなかなか時間が取れないのが現状かもしれません。最低でも1週間は引き継ぎのための時間をとるようにしたいですね。
 
 まず、退職までのスケジュールを組んでおきましょう。また、引き継ぎは口頭で伝えるだけでなく、文書や資料も残しておきます。段取りや流れ、職務分担などを整理して資料にします。
 
 後任者はその場で聞いていてもすべて把握できるとは限りません。後で振り返って見直したり、不明な点などを確認したりすることができるような文書・資料が重要になってきます。後任者に伝え切れていない事項も文書で確認することができます。関係書類の所在も、自分がいなくてもわかりやすいように明記しておきましょう。
 

後任者にローカルルールを伝授

 それぞれ薬局内のルールは違っているものです。薬の出し方、説明方法など細かいルールがきちんと引き継がれていないと、薬を患者さんに渡すまでの流れに停滞が出てきます。そうならないようその職場特有のローカルルールを伝えておきます。
 
 こんな細かいことをと思わないで、小さいことも伝えておいたほうがいいでしょう。その小さなことが重要だったりします。病院内の薬局はもちろん、病院内にない薬局でも医師や病院スタッフに関わりますので、医師やスタッフの特徴などを申し送りしておきます。同時に、患者さんの特徴やクセなどの情報も引き継いでいきましょう。これらの申し送りは、病院や患者さんへ迷惑をかけない、業務に停滞をおこさないための重要な引き継ぎになります。
 

後任者を病院関係者、MRさん、MSさんに紹介

 医師や病院スタッフなど、病院関係者への退職の挨拶とともに後任者を紹介します。同じように、仕入れ先の営業担当者MSさんと製薬会社の営業担当者MRさんにも後任者を紹介しましょう。MRさんやMSさんの情報や業務についての引き継ぎも行います。各担当者の特徴や対応の仕方などの情報も重要な引き継ぎ事項になります。
 
 最後に、上司とともに後任者にも自分の連絡先を伝えておきましょう。退職後、何事もなく順調に業務が行われればいいのですが、自分でなければ解決できないという不測の事態が発生しないとは限らないので、その場合に備えるためです
 
 自分が辞めてしまったことで他の人に迷惑をかけない、業務を停滞させないことが大切です。そのためには、後任者には業務だけでなく、職場のローカルルールなどを伝えておくことも重要です。こんなことまでと思わず、小さなことも業務に必要だと感じたら伝授しておきます。今まで自分が得てきた信頼を失わないよう、後任者へしっかりバトンタッチしましょう。
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