体が動くまで働きたい 医師の定年と年金事情

医師は定年まで働き続けるのが一般的

 定年が近くなると、やはり気になるのが年金問題です。一般的な定年の60代まで働いてもその後に年金としてもらえる額はビックリするほど少なく、体が動くうちに年収の高い職場に転職したり副業を考えたりする人も多いのではないでしょうか。
 
 しかし多くの医師が定年になるまで今の職場を全うするという意見なのです。医師は患者さんがいる限り必要とされる職業です。常に様々な場所で求人もあるので、定年という最初の休止点まで働き続けて後は職場と相談してその後の身の振り方を決めることが一般的な医師の定年退職のスタイルとされています。

医師は年金生活よりも再就職を考える

 年金制度の変動は、毎月年金を払い続けている人であれば頭を悩ます問題です。しかし多くの医師は年金を当てにせずに定年まで働き続け、その後は再就職を考えています。
 
 年金生活を送るためには相当今までのお給料を溜め込んでいなければいけません。高収入の医師でも、やはる年金だけで生活を立てていくわけにはいかないのです。
 
 専門分野によってはかなりの高齢になってもまだまだ現役の医師として働くことが可能ではあります。一旦定年の年齢を迎えたら、退職時期を延ばしたり非常勤医師として働き続けるのが一般的です。病院によっては定年になると退職を迫られる所もあります。しかし医師の再就職は定年の年齢であればまだまだ沢山の選択肢があるので、職場を辞めても次の雇用先を見つけることが可能なのです。

リタイア後は資産運用が生活を支える

 定年後に再就職を考えていない医師は、資産運用でお金を増やして老後の蓄えにしていくという選択肢もあります。
 
 多くの医師が今持っている資産を手堅く現金預金や個人年金で抑えます。少し多めの資産を持っている場合は株やFX取り引きなどを勉強して資産を増やしていく医師もいますが、やはりハイリスクなので途中で止めたり生活に影響が出ないような額で運用し、残りは医師としての仕事に返り咲いて老後の生活費を確保するという流れになるようです。
 
 比較的大きな資産を持っている医師は、不動産経営などで第二の職業を始める人も少数派ではありますが存在します。

再教育して産婦人科医として第二の医師人生を送る

 専門医の中でも最も不足しているのが産婦人科医です。特に地方などでは常に医師不足が嘆かれています。産婦人科医は時間に関係なく呼び出されることが多く割に合わないと敬遠する医師が多いのです。そこへきて60~65歳で定年退職をした医師を再教育して、産婦人科医が不足している病院へ婦人科研修担当医として再就職をするという選択肢も存在します。
 
 定年を迎えても「まだまだ現役で働きたい」「医師としてのスキルや可能性を広げて行きたい」と願う医師は沢山います。定年というひと区切りのタイミングで、不足している専門医の再研修や再教育を受けて自分が必要とされている場所で新しく活躍していくことも、まだ体力のある60代には可能なことなのです。
 年金は私達の老後を悩ませる最大の問題でもあります。いくつになっても活躍できるイメージのある医師も、定年退職後の年金生活には不安を抱えています。もはや年金を当てにしていないという声も聞こえてくるほどなのです。
 多くの医師が定年後も働く意志を持っており、まだまだ医師として活躍できる場所も沢山あります。いつでも医師を待っている患者が途切れることはありません。待っている患者がいる限り、医師は年齢に関係無く活躍していくことができるのです。
実績30年!求人常時1万件、完全無料、専任のプロが的確にサポートします!