女性医師の活躍の裏側~出産休暇事情~

女性医師の出産休暇事情

 労働基準法では、出産6週間前から産後8週間まで(本人の請求があり医師が差し支えないと判断した場合は産後6週間)は出産休暇を取ることができます。しかし、日本医師会の調査によると、女性医師の産休取得率は約80%に留まり、その中でも3割もの人が休暇をすべてとることなく復帰しているとの結果が出ました。また、出産休暇中の身分の保障をされている医師は約60%、給与の支給を受けている人は52%でした。医師といえども出産を取り巻く環境はとても厳しいということがわかります。
 
 

「出産」は女性医師の休職・離職理由ナンバーワン

 女性医師の休職・離職理由に「出産」が占める割合はじつに7割にものぼっています。しかし、出産を機に一旦休職・離職しても6割の人が一年未満のうちに復職している状況です。これは女性医師が働きやすい職場環境を整えている医療機関が増えてきていることが理由のひとつとして考えられます。
 
 勤務中に託児のできる院内保育施設の設置や時短勤務、代務医師の補充など、女性医師が出産や育児を経ても安心して働ける病院は、女性医師にとって魅力ある職場といえるでしょう。
 

人生設計を前提とした職場選び

 女性の一生にとって、結婚や出産は避けては通れない問題です。とくに女性医師にとっては、出産適齢期と臨床研修期間が重なる時期的な問題もあります。ときには仕事と出産を両天秤にかけなくてはならないこともあるでしょう。女性医師が不安なく女性としての人生を謳歌するためには、出産・育児に理解のある病院に入職することが大切となります。それは出産を機に転職を考える場合も同様です。
 
 子育てを前提とした転職では、出産・育児休暇の取得状況や、時短勤務の有無、院内託児所や病児託児所の有無など細かな点を考慮する必要があります。しかし、個人で情報収集を行うには限りがあるものです。そのような場合、医師転職サイトの利用を検討してみるのもよいでしょう。
 
 医師転職サイトでは、多くの病院のデータを所有しているため、一回の相談で複数の病院の出産・育児環境を知ることができます。また、「午後だけに時短勤務を希望したい」など、個人的な要望について、転職コンサルタントが依頼者の代理人として病院側と交渉を行うこともあります。
 女性の社会進出が盛んになり、女性医師の数も16年間で1.8倍に増えています。平成24年現在、29歳以下の医師の38%を女性が占め、結婚適齢期の女性医師が急増中です。今後、さらに女性医師の働きやすい職場環境や制度の充実化がはかられていくことが期待できます。働き方の多様化にあわせて、ご自身のライフスタイルにあった働き方を見つけましょう。
 
 
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