知っておきたい医師の転職にかかる期間

転職を考えるタイミングとは

 まず医師が転職を考える時期として多いのが、「医局を辞める」というタイミングなのではないでしょうか。後期研修などのプログラムを終え、最低限の診療スキルを身につけたときや医学博士号を取得したとき、専門医の資格を取得したときが具体的な例。大学病院での勉強を終え、医師のキャリアを次のステージに移そうとするときに医局を辞め転職を考える方が多いです。
 
 しかし、医局を辞めるということはお世話になった教授との兼ね合いなどで大変なことがあります。医局を辞めるのなら、春を見越して11月くらいまでに決断をし、教授に退局の意志を伝えておくことが望ましいです。医師の転職は一般のサラリーマン以上にスケジューリングが重要となってきます。それでは、医師の皆様はどの程度の期間を転職活動期間として設けているのでしょうか。
 

転職スケジュールの組み方が鍵

 実際、医師の転職にかかる期間は3ヶ月から半年程度と言われています。
 
 まず、希望の条件に合った医療機関をピックアップし、履歴書を作成し、応募、面接と進んでいきます。通常、転職先が決まってから退職の意向を伝えますが、各勤務先によって就業規則など守らなければいけないルールがあるので、余裕を持って転職スケジュールを組むことが重要です。
 
 一般的には退職願を出してから猶予期間として一ヶ月ほど働きます。そのため転職活動期間に退職まで現在の医療機関で働く期間を足して見積もっておきます。退職願を出してからどれくらい働くのか、転職先の見学・面談はいつにするのかなど、勤務を続けながらスケジュール調整をすることは労力が必要。転職活動に時間や体力的に余裕を持てない方は、転職エージェントに相談すると良いでしょう。エージェントは履歴書作成やスケジュール調整、条件交渉などを代行してくれます。臨機応変に工夫して自分に合った転職活動をしましょう。
 
 無茶なスケジュールの組み方によって、円満退職できなかったなどということは今後のキャリアのためにも避けたいことです。
 

医師の求人が多く出るタイミング

 転職を考えている医師の皆様の多くは、スムーズに転職活動を終えたいと思っているのではないでしょうか。医師不足とは言いますが、自分の希望する条件にあった求人がいつも出ているとは限りません。それでは、医師の求人が多く出ている期間とはいつなのでしょうか。
 
 医師の求人は病院や医療機関の人事体制が変わるタイミングの前後あたりで募集が増える傾向があります。特に4月と10月。この時期は転職を希望する医師が多いため病院側も多く求人募集をかけます。逆に6月と12月は求人が少なくなる傾向にあります。6月は医局の人事の影響で、12月は年末なので求人を控えるためです。
 
 もちろん、求人の多くなる時期を外しても好条件の求人が見つかる場合もありますが、転職を考えている方はこの求人の増える時期を狙って、半年程度を転職活動期間としてスケジューリングしてみるのも良いでしょう。
 医師という職に就くことも一苦労ですが、転職もきちんと準備がいるものです。
 転職を考えている医師の方はスムーズに活動ができるように、今一度、転職活動方法やスケジュールを見直して自分の理想のキャリアを掴み取りましょう。
 
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