夜勤ありの常勤看護師:年収、働き方についての意識調査

夜勤あり常勤看護師のお給料事情

 2013年に行った看護協会の調査によると、常勤(夜勤あり)の看護師職の平均月給額は約37万円でした。割合的に見ると、40万円未満の収入を得ている方が最も多いという結果が出ており、一般的な月給額としては高いことがわかります。
 しかし、手当などを除く常勤看護師の基本給平均額は27万円と、月給と10万円もの開きがありました。これは、収入に対する手当額の占める割合が極端に高いことがうかがえます。
 
 看護師の手当の大部分は夜勤手当です。常勤看護師の一回当たりの夜勤手当平均額は
 ・三交代制の準夜勤・・・約 3,800円
 ・三交代制の深夜勤・・・約 4,600円
 ・二交代制の夜勤・・・約10,200円
 
 月の平均夜勤回数は
 三交替制(準夜勤+深夜勤務)・・・8.5回
 二交替制・・・4.6回
 でした。これを踏まえ、常勤看護師の平均夜勤手当額を換算すると
 三交替制・・・約3万6000円
 二交替制・・・約4万7000円
 となり、1万円程度二交代制勤務の手当額が高い傾向にあることが分かりました。

常勤看護師の年収はどのくらい?

 正規の職員としてフルタイムで勤務する看護師の年収は、非管理職で約520万円が平均額でした。
 一方で、主任看護師など中間管理職のポストを得ている看護師の平均年収は650万円と年収額が急激に上昇します。
 
 非管理職看護師と管理職看護師の年収の差は、おおよそ130万円弱。管理職になると、夜勤がなくなるために夜勤手当分の収入がダウンするにも関わらず、年収額は大幅に上昇しています。
 このことから、ポストを得ることではじめて大きなベースアップにつながっていることが推測できます。
 
 看護師は、他の職種と比較してベースが高額であると知られています。その一方で、昇給のスピードは他職種よりも遅いため、給与の水準を上昇させたいと考える場合には、積極的な役職へのアプローチが必要となるでしょう。

夜勤ありの常勤看護師への意識調査をしてみた

 一般的な職業よりも年収の高い看護師。その中でも夜勤も行う常勤看護師の収入は、夜勤なしの看護師に比べ高額です。しかし、命を預かるという医療従事者としての重みや、膨大な労働内容から考えると、一概に高額であるとも言い切れない実情が浮かび上がってきます。
 
 この給与水準に対し、不満を持っている看護師も多数存在しており、アンケートによる満足度の調査によるところでは、「不満」である、「やや不満」である、と回答した割合が、67.8%にも上ることが明らかとなっています。
 これは、日々行っている業務の量や内容に負担が大きいということに由来します。金銭的に報われていないと感じることが、回答に大きな影響を与えているとみてよいでしょう。
 今回の調査で、夜勤ありの常勤看護師の年収はその業務内容・量から推し量ると、決して満足度の高いものではないということが分かりました。手取りとして考えてみると、得ている報酬は見合っていないと考える方も多いようです。
 現状を打開するためには、キャリアアップやスキルの向上を図り、高い志を持ち続けることも大切のようです。
・転職実績、満足度No.1のサイトと提携
・あなた専任のエージェントが、希望の条件、病院を探します
・完全無料!年収600万円、残業なし、復職 大歓迎!