「薬剤師」ってどんなイメージで見られているの

薬剤師はこんなイメージ

 ■ドラッグストアにいる人
 ■調剤薬局で薬のお世話をしている人
 ■薬の調剤になくてはならない人
 
 など、薬剤師の働く姿を浮かべた直接的なイメージのほか
 
 ■理系ができないと就けない
 ■きっと高収入
 ■知的な感じ
 
 というように、自分には高嶺の花といったようなイメージを持つ人も。
 
 また、薬剤師になるまでの課程を知っている場合にはこのようなイメージをもつ人もいるようです。
 
 ■なりたくても簡単にはなれない職業
 
 
 実際の薬剤師はどうなのでしょう?

世間が薬剤師にいだくイメージとその実際とは

 薬剤師になるには、薬科大学や薬学部のある大学に進学しなければなりません。また近年、薬科大学は4年制から6年制になりました。薬剤師になるには少なくとも6年間の勉強が必要です。そして、卒業した後に国家試験を受験して合格しなければなりません。成し遂げるまでの道のりが長く、医師と同じと言えます。
 
 金銭面もシビアな一面でしょう。一般的に薬学部は学費が高いことで知られています。国立大学であれば費用を抑えられますが、偏差値が高く狭き門であることに加え、多くの国立大学の薬学部は研究分野に注力しているため、薬剤師の国家資格取得をめざす場合には不利であるとされています。国家資格の勉強に強い私立大学を選択せざるを得ないことから、相当の学費を覚悟しなければなりません。学費の負担が大きく、薬学部への進路をあきらめる学生もいるほどです。
 
 そのかわり、晴れて薬剤師になったときには資格を武器に生かしていけるわけです。そのようなハードルを数々乗り越えて薬剤師免許を取得した人たちですから、
 
 ■なりたくても簡単にはなれない職業
 ■知的なイメージ
 
 また、いわゆる「手に職」を活かす職業、人の命にもかかわる薬剤の専門家であるという点で
 
 ■高収入な職業
 
 と言える要素もあるようです。
 
 このようなイメージを世間がいだくのも、実はそれなりの根拠が多少なりとも存在していると言えますね。

親の立場でみた「薬剤師」の好イメージ

 そして、興味深い調査結果があります。人工皮革クラリーノを製造・販売している株式会社クラレが実施しているアンケート調査です。2014年、入学する小学1年生の子ども計4,000人(男女各2,000人)とその親4,000人におこないました。テーマは「将来就きたい職業」「就かせたい職業」。
 
 子どもたちのあこがれの上位は、10年前、5年前と2014年もさほど大きな違いはなく、
 
 男の子・・・スポーツ選手、警察官、運転士・運転手
 女の子・・・パン・ケーキ屋(おかし屋)、芸能人、保育士
 
 といった顔ぶれが並びます。それに比べ、親が就かせたい職業にはある傾向がありました。それは特に男の子の親に現れています。20年前、10年前、5年前の調査にはベスト10にランクインしていなかった「薬剤師」が、2014年には9位にランクインしているのです。
 
 女の子の場合はいつの時代も安定してランクインしているものの、20年前には10位、10年前には6位だったのが2014年には看護師・公務員・保育士に次ぐ第4位までランクアップしているのです。
 
 近年、薬剤師の求人が増加傾向にある事実や、就職活動においてはいわゆる「売り手市場」であることをメディアが伝えていることで、薬剤師という職業があらためて世間に注目され、好印象としてイメージされているのではないでしょうか。
 
 また、別の調査においても親が子どもに就いてほしい職業は
 
 1位・・・こどもが望む職業
 2位・・・公務員
 3位・・・薬剤師
 
 という結果になったそうです。第4、5位の医師、看護師をおさえ第3位に薬剤師が入りました。この結果でわかるように、資格を必要とする職業が上位に並びます(株式会社キッズスター調べ 2歳から7歳の子どもをもつ500世帯に調査 2014年)。
 
 ■就職しやすい
 ■資格を一生活かせる
 
 子どもの将来に安定を願う親の目線で見た薬剤師にはこのようなイメージがあるのですね。
 薬剤師にいだくイメージは人それぞれでしょうが、確固たる信念がなければたどり着けない職業だということは確かです。薬剤師になるまでのコストを考慮すると、単純に高収入を得られる職業ではないことがわかります。しかし、薬剤の専門家として、なくてはならない職業です。これからもますます多くの場面でたくさんの薬剤師が活躍し、親だけでなくこどもにも憧れられる存在であってほしいですね。
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