医師の求人票を正しく読み説き比較するコツとは

ハローワーク求人を比較するコツ

 ハローワーク求人の特徴として、「優秀な人材に対し広く門戸を開示している」事があげられ、特に人脈や経験の浅い若年者の転職では、なかなか知る由もなかった条件のいいクリニックなどと出会うことができます。ただし、ハローワークは医療機関以外にも様々な業種の求人を取り扱っているため、求人を受理する際に細かなところまで精査しているかどうかは担当職員の経験に大きく左右される部分があります。
 
 給与面がどのような設定になっているか、年収のベースだけでなく、残業費や諸手当の項目を細かに検討していく必要があります。ハローワーク求人はこの辺りがあいまいな表示でも受理されてしまうケースも…。通常、医療機関専門の転職エージェントが給与面で平均値より高すぎたり低すぎたりする場合、その差異の原因は何なのか、という部分を探ろうとします。例えば給与面で多少相場より低くても、残業もほとんどないクリニックなどで有れば年収が減額になってもいい求人だと捉える人はいます。しかし、残業費が見込み額で、相対的な金額の明示がない場合などもありますので、この辺りを十分にチェックしましょう。

転職支援サイトの求人を比較するコツ

 転職エージェントや転職支援サイトの求人の特徴として、公開求人であるにもかかわらず、医療機関名が伏せてあったり、実際の求人と掲載されている内容の新鮮さに差異が発生しやすいことがあります。不特定多数に情報開示をする都合上、ネガティブな情報が記載されていない事も頭の片隅に置いておかなければなりません。
 
 例えば、明らかに勤務体制が過酷であっても、その実態を克明に記載すると応募者は「応募したい」という意志を持たないので、「バリバリ働きたい」「症例数が豊富でキャリアアップに繋がる」といった表現におきかえられます。もちろんネットの情報すべてがこの条件に当てはまる訳ではありませんが、求人詳細も好条件で記載されていて、同時に掲載されている職場写真なども必要以上に明るく演出しているような求人に関しては、記載されている情報をそのまま鵜呑みにはできないと意識した方がよいでしょう。
 
 また、中堅以上の求人広告費に費用を使える医療機関では複数のサイトに求人広告を掲載しているケースも多くあります。同じ求人条件であっても、サイト運営者のヒアリング次第で違う求人に見えることもあります。この場合、ひとつのサイトだけしか見ていないと、当初思っていた職場と違うといったミスマッチが起きる原因になりかねません。いくつか評判のよいサイトに登録し、同じ求人であっても条件の違いはないのか、職場の雰囲気等は本当に想像どおりなのかなどに着目してみましょう。
 求人票を吟味する時、「人事担当者はどんな人物を想定しているのか」を推察しながら検討すると、自分の応募したいと感じた求人に合格する確率も推測でき、結果、ミスマッチや何度も落選してしまうということが少なくなります。
 
 いい求人に出会うためには、まずたくさんの求人票を研究することが必要です。めんどくさがらずに、定期的に求人をチェックすることで、自分に合った求人の違いが分かるようになってくるでしょう。
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