家庭と両立する上で医師が必ず注意する3つのこと

注意点1:残業時間は大丈夫ですか

 家庭と両立するうえ第一のハードルとなるのは、時間外労働です。
 
 定時で帰れる職場(診療科)もあれば帰宅が深夜になるハードな職場もありますが、残業時間と収入は比例しません。カンファレンスや手術などで、曜日によって帰宅時間が遅くなることもあります。夕食の準備、子どものお迎えは大丈夫か確認しましょう。
 
 ちなみに、朝の出勤時間は何時でしょうか。「前残業」とも言われる朝の時間外労働も見過ごせません。朝の時間帯は、朝食を一緒にとれるかどうか、保育園の送りができるかどうかに関わってきます。朝の回診の時間、そして所属する診療科の上司や同僚が実際に来ている時間をチェックしてみてください。
 
 家庭と両立を目指すなら、残業時間に注意して勤務先を選びましょう。
 
 なかには、家庭に利害があり残業免除の条件で働ける職場もありますし、常勤で働くことが難しければ非常勤で働くという選択肢もあります。

注意点2:夜間休日はしっかり休めますか

 休みがしっかりとれるかどうかも、必ずチェックしたいポイントです。休息時間がないと家族と過ごす時間が少なくなるばかりか、ストレスもたまってしまいます。
 
 特にQOLを左右するのは、当直と緊急呼び出しです。これも、職場によって大きく異なります。当直や自宅待機がある場合はおおよその回数も確認しましょう。当直免除の職場を探す手もあります。
 
 緊急時の対応は担当医(担当チーム)制の職場と当番医制の職場があり、担当医制の場合、担当の患者に何かあったら呼び出される可能性があります。朝でも夜でも休みの日でも緊急呼び出しが頻繁にあったり、緊急手術や緊急の処置が入って休日がつぶれてしまうような職場では、オンとオフの区別が難しいでしょう。
 
 また、表向きは土日休みとなっているのに、実際には半強制的な休日出勤はありませんか。なかには、平日だけでなく土日も毎日回診している職場もあります。あらかじめ確認しておきましょう。
 
 休日に関しては、希望休や夏休みなどの長期休暇はもらえるかどうかも合わせてチェックしてみてください。

注意点3:無理のない勤務地ですか

 注意点の3つ目は、勤務先の場所です。
 
 仕事のあいだ家族にとっては、通勤時間も含めてあなたが不在の時間となります。もし呼び出しや休日出勤があった場合、通勤時間の分だけ家を空けなければなりません。転職する際は、できるだけ自宅から通勤するのに無理のない職場を選びましょう。持ち家がない場合、家族も入れる医師住宅があれば利用するなどして、家族で職場の近くに住んでしまう手もあります。
 
 また共働きの場合は、お互いの勤務時間や通勤時間を考慮しなければなりません。
 
 さらに何かあったときのために、実家の近くに住むのも一案です。子どもが小さいうちは実家の親に預けて面倒を見てもらえて、逆に親の介護が必要になったときはすぐに駆けつけられる距離だと安心です。
 実家との距離についても、ご家族で話し合ってみるといいでしょう。
 今回、医師が家庭と仕事を両立するための3つの注意点を挙げました。ほかにも、子どもが小さい場合は、院内保育園の有無や小児科の有無などもチェックしたいところです。オンとオフを上手に切り換えられる職場で、無理のないワークライフバランスを目指しましょう。
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