医師の転職先 知り合いの紹介で決める

紹介相手との関係性は重要なキーポイント

 転職先やアルバイトの情報を、友人・知人間でやりとりするという行動は、医師にとってそれほど珍しいものではありません。師弟関係や友人関係などをたどっての人材捜しは、一般的に行われています。
 
 紹介によって転職をする時に具体的に注意するべき最初のポイントは、話を持ってきてくれた相手との関係がどの程度のものであるかという点です。恩師や、同じ大学で学んだ信頼できる友人などであれば、具体的に転職に至るまでの間に、じっくりと話し合う機会を持つことができます。もちろん、転職後に問題が発生してしまった場合にも、相談することが可能です。逆に、ちょっとした顔見知り程度の相手からの紹介など、あまり深い付き合いのない人からの紹介の場合は判断が難しく、自己責任の度合いが高まってくると言えます。
 
 当然ですが、どのような相手からの紹介であっても、転職先の信頼性などについては、自分でしっかりと調査した上で、納得してから転職を実行に移す必要があります。紹介者と自分の関係によっては、条件交渉などがしづらいケースや、転職後の気遣いが大きくなるなどの可能性も考えられるでしょう。新しい仕事の条件や内容、紹介者との付き合いなどを総合的に判断した上で、話を受けるかどうかを検討するのが無難です。

働き方や条勤務件の確認・交渉は確実に

 さて、紹介によって転職することを決めた場合に、次に大切なのは転職先での勤務条件です。ある程度は紹介者から知らされているとはいえ、実際の希望や交渉は多くの場合、自分自身の口から転職先に伝える必要があるでしょう。
 
 この時点でかなり話が食い違っているようなら、紹介者を交えての話となるかもしれませんが、細かい部分の詰めは転職するドクター本人がすることになります。新たな職場に求める条件や、自分にとって譲れないポイントがあれば、しっかり伝えていくようにしてください。
 
 目上の人からの紹介の場合、あまり自分から要求を出すことがはばかられるかもしれません。しかし、どんなに信頼できる人からの紹介であっても、契約条件の確認はしっかりとしなければなりません。なんとなくの形で仕事がスタートしてしまいトラブルとなった時のことも考えて、できれば書面の形で契約を残しておくのがおすすめです。

紹介者に恥じない働きを心がけるようにしよう

 新たな職場での仕事には、気持ちを引き締めて臨むのは当然ですが、もうひとつ注意したいのは紹介者の存在です。何人もの人が間に入っているようなケースを除いて、職場の誰かが紹介者と知り合いであるということを忘れないようにしましょう。
 
 人間関係で得られた転職ですので、人間関係に配慮を欠かさないようにし、紹介者の期待にこたえるように業務に励みましょう。
 
 働き始めてみたら想像と違っていた、ということもあるかもしれませんが、だからといって簡単に辞めてしまったりするのは御法度です。まずは新しい仕事場に慣れるよう努力をした上でもう一度考え、まずは紹介してくれた人に相談するようにしてみましょう。トラブルを避けるひとつの方法であり、顔をたてるという意味でも大事なことです。それで問題が解決する可能性もありますので、一人で抱え込まないようにしましょう。
 自力での転職とは異なり、転職が決まったあとでもいくつかの注意が必要となりますが、紹介による医師の転職には魅力的な案件が多いものです。待っているだけではなく、転職を考えていることをそれとなく知り合いに話しておくことで、よい縁に結びつくことも考えられます。積極的に縁故を活用して、より良い転職をかなえましょう。
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