看護師の転職タイミング、いつ辞める?より、辞めてどうする?

ライフプランによって

 一番は自分の人生設計によります。退職理由の上位にもある、婚期や育児はいつでもできる事ではありません。働く側の立場からすれば、大切な家庭を守る為に仕事があり、それを最優先に労働条件を考える事は当然の事です。育児の為に夜勤の無い職場へ転職する事や、家計の為に賃金条件の良い職場を選ぶなど、家庭という「大切なもの」が一番の基軸になります。
 
 もちろん、「家庭」だけではなく、自分の「心身の健康」も「大切なもの」です。また、将来の生き方、趣味、充実した人生を送る為の計画などが、看護師である前に人として「大切なもの」です。転職タイミングの一番の軸は、自分の「大切なもの」を守る為に必要な時です。

キャリアプラン、法人、病院、職場の時期的な動向

 将来どのような看護がしたい、自分の適性を活かせる分野に進みたいという事も重要な要素です。キャリア形成の為に、急性期病棟で知識・経験を身に着ける事や、将来認定看護師になる為に必要な経験を積むなど、将来設計から逆算して、いつがベストなタイミングかを検討することになります。自分にとって、ベストな働き方をするには、どのようなスキルをいつまでに身に着けるかなどを、踏まえて転職のタイミングを決定しましょう。
 
 また労働条件との折り合いや、人間関係など転職をしたい理由はいつでもありますが、出来るなら円満に迷惑をかけずに辞めたいものです。職場の人員体制が充実して来た時期や、大きな取組に一段落が着いたときなどもタイミングとなります。逆に、異動・休日・勤務時間の変更、賃金引き下げなどの急激な労働条件の変化も退職の理由とタイミングになります。

看護師転職求人の需要と供給状況によって

 2006年に7体1看護体制が導入された事に加えて、今後の高齢者数の増加と、少子化により看護師の求人需要はまだしばらくは「超売り手市場」となっています。
 
 「厚生労働省平成25年10月4日第33回社会保障審議会医療部会」によると、2025年までに50万人の看護師を増やす必要があるとの事です。現役看護師の年間離職者約2.4万に対して、新規資格取得者が約4.9万人となり、年間で約2.5万人の看護師が増えていますが、今後の少子化による新卒者が減少する事が予想されています。その為、看護師の人材需要はしばらく大きくなっており、特に都市部で顕著になっております。愛知では「求職者約2000人」に対して、「求人数約10000人」と求人率は約5倍となり、大阪では約2.5倍、東京で約2.25倍となっています。また他の都道府県でも、求職者数が上回っております。需要と供給の関係では、非常に転職がしやすい状況となっている為、タイミングはいつでもあると言えます。
 今後13年かけてピークを迎える高齢者数、特に団塊の世代が75歳以上になる2025年に向けて、看護師の需要は増加をしていきます。客観的な必要性で見れば、看護師資格があれば再就職は容易で、転職はいつでも可能と言えます。しかし、転職を繰り返し続ける事は履歴にも傷がつき、十分なスキルを身に着けていなければ働き続ける事は出来ません。
 
 転職するタイミングは、大切なものを守り、キャリアを形成しながら、禍根を残さず、充実した人生を送る為に働き続けられる将来設計の中にあるといえます。いつ転職するかを考える前に、よりよく生きられる将来設計を考える事が重要ではないでしょうか?
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