患者との連携が求められる薬剤師の服薬コンプライアンス

服薬コンプライアンスとは?

 服薬コンプライアンスとは、患者が処方された薬に対してどれだけ服薬方法を守れているかと言うことです。患者が正しい服薬方法を実施しいることを、コンプライアンスが良いと言います。薬剤師は、ただ単に患者に対して薬を処方するだけではありません。薬を処方した後の患者の対応が適切であるか、管理する必要があると言うことですね。処方箋が病状に対して効果的なものだとしても、服薬方法が守られていないと効果が十分に発揮されませんし、場合によっては副作用が現れてしまう場合もあります。

コンプライアンス低下の原因とは?

 なぜ薬局などで処方されたものでも、コンプライアンスの低下が起きてしまうのでしょうか。低下の原因にはいくつかの理由が挙げられます。
 
 1.服薬忘れ
 単なる服薬忘れもコンプライアンス低下の1つです。急な外出などで薬を持ち忘れるなどの理由が挙げられます。
 
 2.誤った理解
 服薬についてきちんと理解していなかったために起こるものです。複数処方された場合どの病状に対しての薬か分からなくなったり、服用量が分からなくなってしまったり、食事を摂取しなかったなどの理由でおきます。ケースごとに患者が理解できるようにしておく必要があります。
 
 3.処方薬に対する不安
 服用していても改善しているような気がしない、強い薬への抵抗感、副作用の心配などによって、服薬コンプライアンスの低下が起こる場合があります。
 
 4.身体的理由
 カプセルなどの飲み込みが難しいことや薬の取り出しが困難な場合などがコンプライアンスの低下につながります。

コンプライアンスを向上させるには?

 それでは、薬剤師として服薬コンプライアンスを向上させるにはどのようなことができるのでしょうか?
 
 1.飲み忘れの改善
 飲み忘れ防ぐために、薬剤師として、服薬カレンダーの紹介など服薬忘れ防止の対策を患者側に伝えることができます。
 
 2.薬に対する正しい理解
 薬に対して、飲み忘れた場合や食事の前後などケースごとの説明などで改善することができます。患者ごとに補助シールをつけるなどの工夫も薬剤師として大切です。
 
 3.処方箋に対する不安の払拭
 服薬に関して患者の気持ちを汲み取りつつ、処方箋がどのようなものなのかしっかりした説明が必要になってきます。また、場合によっては、医師と相談の上処方箋を変更することも患者の不安を払拭することにつながります。
 
 4.身体的理由での服薬を支援
 患者によっては、粉薬が飲みづらかったり、カプセルが飲みづらいということがあります。薬剤師は患者の意思を汲み取って、処方薬の形状を考慮することが大切です。
 
 服薬コンプライアンスの向上のためには、医師との連携や患者との密接なやり取りが大切です。
 薬を処方してもきちんとした服薬が行われていないという事態が発生することがあります。しかし、服薬コンプライアンスの低下は患者だけの問題ではありません。薬剤師の服薬指導にも関わってくること項なのです。これから先、患者ごとのケースで考え、服薬コンプライアンスを向上させていくことが薬剤師の務めの一つとして大切なものになってきます。
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