医師の転職活動で円満退社のためのポイント5選

過去の事例を事前にリサーチしておこう

 一般の会社員の転職と違い、医師の転職は難しい面が多々あります。強い引き止めに会うことも珍しくありませんし、根も葉もない悪評が広がってしまう可能性もあるのです。そこで、しこりを残さずスムーズに退職するために、過去の事例を事前にリサーチしておくことをおすすめします。組織によってしきたりのようなものが存在する可能性もあるので、先輩方がどのようなプロセスを踏んだのか、過去に起こったトラブルなどを調べ、対策をしっかりと立てることが大切です。

退職の意思を伝えるのは最低3ヶ月前

 労働基準法では、退職届を提出してから2週間経過すると退職できると定められています。したがって、一般的には1~2ヶ月前に退職の意志を伝えるケースも多いのですが、医師の場合は少し事情が違ってきます。医師不足のため代わりの医師がなかなか見つからず、代わりが見つかるまでは勤務を継続しなければならいケースも少なくありません。そのあたりも考慮すると最低でも3ヶ月、場合によっては半年前に伝えなければなりません。また、次年度の体制が決まってからでは退職が難しくなります。退職時期のタイミングにも注意しましょう。

退職理由は「自己都合」がベスト

 医師の円満退職のためには、退職理由も大きなポイントです。退職の理由は必ず「自己都合・一身上の都合」にしておきましょう。職場や体勢などに不満があったとしても言わない方が賢明でしょう。医師の退職の理由としてよく使われるパターンには次のようなものがあります。
 
 1.親の病院を継ぐ、開業する
 2.家族の事情(親の介護や同居に伴う転居など)
 3.個人的はスキルアップ、ステップアップのため
 
 また、女性の場合は、結婚や出産(予定)も理由にできます。

引き止めにあったらどうする?

 医師不足のため、退職の意思を伝えると引き止められることも珍しくないでしょう。では、もし引き止められたらどうすればよいでしょうか。
 
 退職の交渉は強い意志を持って臨むことが大切です。条件を譲歩したり、今よりもよい労働条件を提示してきたり、さまざまな手段で慰留されるでしょうが、一度退職の意思を示したら、最後まで貫き通しましょう。ただし、その場で断り続けると角が立つこともあるので、場合によっては「検討します」と持ち帰り、日を改めて交渉することも必要です。
 
 交渉に時間がかかり過ぎてしまうと転職先の心証も悪くなり、最悪の場合内定取り消しということにもなりかねないので、注意が必要です。

引き継ぎは「立つ鳥跡を濁さず」の精神で

 退職が決まったら、仕事の引き継ぎを行いますが、その際、周囲に迷惑をかけないように配慮し、謙虚な気持ちで臨むようにしましょう。
 
 引き継ぎのスケジュールは、予定した退職日に間に合うように立てていきましょう。同僚や上司に退職日を伝えた上で引き継ぎを進めていくことをおすすめします。また、スムーズな引き継ぎのために、引き継ぎ用のフローを作成したり、引き継ぎのための資料の作成するなど、スムーズな引き継ぎができるようにしっかりと準備することが大切です。
 医師の世界は狭く、横のつながりも大きいため、退職時にしこりを残さないように細心の注意を払う必要があります。退職前はとにかく低姿勢で周囲に接するように心掛けましょう。円満退職は転職を成功させる第一歩です。必ず円満退職を成功させましょう。
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