ナースの退職事情に多い本音と建前

女性社会ならではの「建前」の退職理由

 看護師の仕事は昼夜問わず出勤を余儀なくされるため激務の為、体調不良による退職が挙げられます。生活も不規則になりがちで、「体調不良」を理由にすると仕方がないと見なされるので辞めやすいといわれます。「自分自身のスキルUP」のためという向上心のある前向きな退職理由もよく選ばれています。小さい病院やベテラン看護師をたくさん抱えている病院などは若い看護師が雑用のような仕事しかさせてもらえず、なかなか看護師の仕事を覚えられないといったケースも見られます。この場合、個人病院に勤務していた看護師が総合病院や大学病院に転職したり、さらにスキルアップを目指して資格取得のため退職するという場合が多いのです。また、退職理由として一番多く挙げられたのが「結婚・出産・育児のため」という理由です。男性の看護師が増えてきたとはいえ、まだまだ看護師の世界は女性社会。女性の人生最大のライフイベントが理由なら退職しやすい傾向にあるようです。また、おめでたい理由であるため、同僚や上司に祝福されながら円満に退職できます。どうしても円満に辞めたいという人はこれらのライフイベントを機に退職するのがベストといえるでしょう。

上司には言えない「本音」の退職理由

 表向きは結婚や出産を理由に退職する場合でも、上司には言えない本音の退職理由もあります。中でも多いのが人間関係を理由とする退職です。どこの職場でも人間関係に関する悩みは尽きないものですが、看護師はやはり女性が多いということもあり、女性特有のこじれ方をしてしまいます。女性はグループを作りたがるため、その属するグループによってできた派閥で仕事がやりづらくなるケースやいじめが陰で行われているケースが大半です。また、仕事が激務なのにも関わらずそれに見合った給料が出ないというのも本音です。労働に見合った対価を得るために転職したいが、勤務先には言いにくいケースもあります。待遇への不満と同程度の割合で、上司や経営者に対する不満が理由で退職する人もいます。現場を知らない上司に理不尽な要求をされるケースや、功績が認めてもらえないなどの不満による退職もあります。さらに、最近医療現場をテーマにしたドラマ等でも見かけますが、医療ミスや患者からのクレームなどをすべて看護師の責任にしてしまうことも実際に起こっているため、そういった組織の体質が嫌で辞めたいという退職理由もあります。
 看護師の退職理由の本音と建前についてご紹介しました。辞める前に波風を立てて辞めることはありません。「立つ鳥あとを濁さず」ということわざがあるように、辞めた後に職場にもやもやした空気を残さないためにも、本音と建前を上手に使い分けて円満に退職したいものです。
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