子どもが独立した時の保険の見直しポイント

今まで加入している保険を全部確認して見ましょう

 子どものために学資保険に加入していた方はその分の保険料が必要なくなります。また、家族の為に加入していた生命保険も払込期間が満了するものもあります。今まで加入している保険内容をチェックして終身払いになっている生命保険や医療保険を見直して見ましょう。保険に加入するときは子細に検討しても、加入後すっかり忘れてしまっている保険がある方も珍しくありません。現在自分がどれくらいの保険に加入しているか確認しましょう。

配偶者が先立った時の年金額を確認しましょう

 年金額は年金定期便でお知らせが来ているので、大体の自分の年金額がわかるかと思います。夫婦の年金額の合計の年金額はすぐにわかるかと思います。配偶者が亡くなったからと言って生活費は2人から1人になっても半分にはなりません。およそ1.5人分になると言われています。年金額が1人分になると生活費が足りなくなることが多いです。どれくらい足りないのか、まだ子どもが独立して経済的な余裕が出てきた時に、老後の生活費分の蓄えをしておくことが大事です。

遺族にお金を遺す為の生命保険で注意点

 多額の生命保険を遺族の為に遺しても、保険金の非課税対象額は相続人の人数×500万円です。妻と子ども2人の場合1500万円までが相続税非課税枠になります。保険の良い点は相続の際に相続人の確定が済むまで預貯金は凍結されてしまいますが、保険金は請求して1週間ほどで振り込まれて受取人が自由に使える点です。また、受取人に幾らの保険金を遺すか契約者が決められるので、法定相続割合よりも多く配偶者に遺して生活費に使えるようにすることが可能です。

医療保険の見直しをしましょう。

 生命保険の特約は生命保険の契約が終わった後に、特約だけ継続することは出来ません。老後に病気と無縁の生活は難しいので是非医療保険を見直してみましょう。現在加入している医療保険が若いときに加入したものだと、最新の医療行為には対応していないものや日帰り入院や初期のがんには保障がつかないものも珍しくありません。見直しのポイントは年金生活になっても払い続けられる保険料であることです。どんなに良い保険でも続けられないのでは意味がありません。

介護保険も視野に入れてみましょう

 子どもに自分の介護を頼みたくない場合は是非検討して見ましょう。子どもが仮に介護してくれる場合でも、介護は心身も使いますがお金の出番も多いものです。介護保険は大体40代から50代にかけて検討すると保険料負担も高くなくて済みます。まさに、子どもが独立する頃が検討しどきと言えます。介護は公的な介護保険だけではカバーしきれない老後の介護の支援サービスや自宅のバリアフリーリフォームに活用できる将来の自分へのプレゼントにります。
 子どもが独立したら保険は見直して、家族を守る保険から自分を守る保険へ乗り換えましょう。自分の身を自分で守る為だけが目的ではありません。家族に余計な煩わしさを掛けたくないなら保険はとても便利な金融商品です。