収入保障保険の基礎知識とメリット・デメリット

収入保障保険の基礎知識

 保険金を毎月生活費として受け取るところが特徴です。他の生命保険のように一括で保険金を支払う場合、保険期間の最初から最後まで保障額は一緒ですが、収入保障保険のように毎月保険金を受け取ると、保険期間中に保障額の合計が後になるほど減っていきます。そのため、保険会社が保険金支払いのために必要なお金も少なくて済むので保険料は安く抑えられます。毎月の生活費の必要額はしっかり確保しつつ、お得な保険料で済むので合理的です。

収入保障保険のメリット

 ・保険料が安く済む
  ※保険料は掛け捨てなので「収入保障保険の基礎知識」で書いたような理由にプラス、掛け捨てという理由も保険料が安く済む要因です。
  ・保障額は生活に必要な保障額に設定可能です。
  ・保険期間が25年や、60歳までなど、子どもがある程度大きくなるまでの間を保険期間に指定出来る商品が多いので、更新がありません。そのため保険料は保険期間中一定です。
  ・保険金をまとめてもらってしまうと、無駄に使ってしまう可能性があるが収入保障保険の場合は月々の生活費分だけもらうので受取人が無駄遣いしないで済む。

収入保障保険のデメリット

 ・掛け捨てなので途中で解約しても解約返戻金はほとんどない。
  ・掛け捨てなので、解約返戻金を活用して保険料を払わないでもある程度の保障を確保する払済保険には出来ない。
  ・年金形式で受け取るので保険金には所得税がかかる。
  ・最低保障期間という期間が設定されていないと、保険期間満了に近い時期に被保険者が死亡した場合、受け取る保険金の総額は少ない。
  ・子どもの学資のような大きな支出に対応するためには、保険金から貯金するなどするか(大学の入学金など)、別途学資保険に加入する等の必要がある。

保険期間満了間近に死亡したら損?

 保険期間満了間近に死亡すると、収入保障保険では保険金の受取総額が少なくなります。しかし、保険期間満了間近という頃は、子どもが高校・大学などの学校に通っていたるなど学資が必要な時期でもあります。収入保障保険には最低保障期間というものがある場合があります。最低保障期間が5年の場合、保険期間をあと2年残して被保険者が死亡しても、死亡した時点から5年間は保険金受取期間となります。つまり保険期間よりも最大5年間までは、保障期間を延長されます。

注目したい生命保険

 保険料が安く済み、遺された遺族には十分な保険金を遺せる注目したい生命保険です。ただ、この生命保険だけだと、学資や遺された配偶者の老後資金までは遺せません。保険料が安い分学資保険や、終身保障保険なども合わせて検討すると安心です。