長引く咳に要注意!あなたも咳ぜんそくかも

こんな時は咳ぜんそくを疑ってみよう

 
 ぜんそくというと子どもに多いと思われるかもしれませんが、実は大人のぜんそく患者が増えています。
 
大人のぜんそくが増えている(1) – goo ヘルスケア

 
 風邪が治った後も1カ月以上頑固な咳が続く、何かのきっかけで咳が止まらなくなるなどの場合、咳ぜんそくという病気が考えられます。喘息は自分には無関係だと思っていた人も風邪などをきっかけに発症する事があり、大人の場合一旦発症すると子どもに比べ治りにくいと言われています。放っておくと本格的な気管支喘息に移行することもあるため注意が必要ですが、早期に発見し適切な治療と自己管理をすることによりコントロールすることも可能です。

咳ぜんそくの症状

 
 <せきぜんそくの主な特徴>
 ●季節の変わり目に多く、かぜをひいた後にせきが長引く。かぜ薬やせき止めの薬を飲んでもせきが止まらない。
 ●のどがイガイガする、くすぐったい、たんがへばりついたような感じがするなど、のどに違和感があり、せきがこみあげてくる。
 ●せきは布団に入った直後や早朝に出やすい。
 ●エアコンの風、会話(電話)、タバコの煙、香水、雨天などがきっかけでせきが出やすい。ひどいときはせきが止まらず会話が困難になることも。
 ●症状はせきだけで、気管支ぜんそくのようなゼイゼイ、ヒューヒューという音や呼吸困難はない。
 ●ステロイド吸入薬や気管支拡張薬が有効。
 
長引く「せき」は「かぜ」じゃない? – goo ヘルスケア

 
 咳ぜんそくは、気管支喘息に見られる「ゼーゼー」「ヒューヒュー」といった喘鳴や息苦しさ、痰などは無く、主症状は長く続く咳だけです。これは気管支の内側の粘膜に起こった慢性的な炎症が原因で、ちょっとした刺激で咳の発作が起こります。夜間や早朝、季節の変わり目や寒暖の差などでも咳が出やすくなるのが特徴です。風邪をきっかけに発症する事が多く、風邪が治りきらないと思って市販の咳止め剤などを用いても効き目がありません。

咳ぜんそくの原因

 
 炎症の起きている気管支粘膜を刺激して咳の発作をもたらす要因はいろいろありますが、アレルギー性のものと非アレルギー性のものに大別できます。
 
長引く咳は「咳喘息」かも – goo ヘルスケア

 
 

 精神的なストレスや運動が誘引になることもあります。
 
大人のぜんそくが増えている(1) – goo ヘルスケア

 
 咳ぜんそくの要因にはハウスダストやダニ、ペットの毛、花粉などのアレルギー性のものと、原因のよくわからない非アレルギー性のものがあります。アレルギー性の場合は検査によりアレルゲンを特定することができるため、できるだけアレルゲンとなるものを身の回りから除去しましょう。非アレルギー性の場合、咳発作のきっかけはインフルエンザなどの感染症、温度の変化や運動、たばこの煙、飲酒、アスピリンなどの薬、ストレスなど多岐にわたります。発作時の状況などから咳の出やすい状況がわかれば、それをできるだけ避けるよう心がけることができます。

咳ぜんそくの治療方法

 
 炎症状態を抑え発作そのものを防ぐ、予防的治療がたいへん重要なのです。
 
大人のぜんそくが増えている(2) – goo ヘルスケア

 
 ぜんそくでは気道が慢性的な炎症を起こした状態になっています。発作が治まっても炎症は続いているため、放置していると気道の壁が厚くなり発作も起こりやすくなります。そのため、まず炎症そのものを抑える治療を行うことが重要です。医師の元で炎症を抑える吸入ステロイド薬を使用し、発作が起こった時のみ気管支拡張薬や経口ステロイド薬が使われます。
 
 ぜんそくは長期にわたって管理が必要なため、自己管理が重要です。ぜんそくの状態などを記録し、どういう時に発作が起きやすいのか把握しておくことも役に立ちます。また、日ごろから過労を避け、掃除などでアレルゲンを除去するなど生活習慣の改善も有効です。

 1か月以上も風邪の咳が治まらない、という時には咳ぜんそくを疑って医療機関を受診してみましょう。もし咳ぜんそくと診断されたら、アレルゲンがあるのか、どんな時に発作が出やすいのかなどを把握してきちんと治療することをおすすめします。