約3割が死に至るくも膜下出血とは

くも膜下出血の正体をとことん理解する

 
 脳を覆う3層の髄膜のうち2層目のクモ膜と3層目の軟膜の間の空間「クモ膜下腔」に出血が生じ、脳脊髄液中に血液が混入した状態をいう。全脳卒中の8%を占め突然死の6.6%がこれに該当すると言われる。50歳から60歳で好発し、男性より女性が2倍多いとされる。
 
クモ膜下出血とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 くも膜下出血とは、脳内にある「くも膜」と「軟膜」の隙間に出血を起こし、脳脊髄中に血液が流れ込んでしまう状態のことを言います。突然の激しい頭痛を伴う場合が多く、その痛みは耐えがたいほどとか。前日まで何事もなく元気で過ごしていた人が、突然として襲われる怖い病気です。くも膜下出血は、脳のどこで起きるのか、どんな病気のかをしっかりと理解しておくことが重要です。

前兆は?くも膜下出血の症状を知っておこう

 くも膜下出血の症状としてあげられるのは、突然の激しい頭痛です。時には、嘔吐を伴う場合も…。頭痛は、なんの前触れもなく突然起こる特徴をもっています。しかし、脳内の出血の量によって、軽度から重度まで症状に違いが見られるようです。
 
 
 頭全体、時に前頭部、後頭部などに頭痛が起こります。同時に吐き気、嘔吐、頸の後ろ(うなじ)が凝(こ)る、などのいわゆる髄膜(ずいまく)刺激症状が起きます。
 
くも膜下出血 – goo ヘルスケア

 
 単なる肩こりからくる頭痛だと思っていたら、実はくも膜下出血の前兆だったというケースも考えられるのです。突然起こった頭痛は、激しい痛みが治まらないまま持続すると言う特徴も。また、脳内の出血量によって、痛みの度合いも大きく違ってきます。さらに、くも膜下出血を起こして治療しても、再発を繰り返すことが多いそうです。

くも膜下出血はどうしておこるの

 くも膜下出血の原因で最も多いは、脳動脈瘤破裂です。脳内の動脈にできた瘤が突然破裂することによって引き起こされるのです。
 
 
 脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう、英cerebral aneurysm)とは、動脈壁の脆弱性等に起因する先天的な血管壁が瘤状に変化したもの。大きさは1~2mm程度の比較的小さなものから、30mmを超える大きなものまで様々である。
 
 動脈瘤の血管壁は中膜を欠いている為に破綻しやすく、多くの脳動脈瘤はクモ膜下腔に存在するので、クモ膜下出血の最大の原因となる。
 
脳動脈瘤とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 他にも、くも膜下出血の原因とされるのは、脳動静脈奇形による出血や、外傷的ショックによる血管の破裂などがあります。くも膜下に張り巡らされている血管は、繊細で破れやすいそうです。

致死率3割!くも膜下出血を予防するには

 くも膜下出血がおこると、約3割の人が治療もままならないまま死に至るそうです。突然死の原因とも言われ、激しい頭痛で意識を失う場合も…。今までに経験したこともない強い痛みが、くも膜下出血の大きな特長です。そんなくも膜下出血を予防するにはどんな対策が必要なのでしょうか。
 
 
 くも膜下出血の前段階は動脈瘤です。毎日休みも睡眠時間も少なく朝早くから夜遅くまで長時間働き続けるような過酷な生き方をしてるとそれが大変なストレスなって血管内皮細胞が次第に脆弱化してきます。これが瘤になりさらに進むと破裂します。
 
くも膜下出血の予防について – 病気 | 教えて!goo

 
 くも膜下出血を予防するには、血管を強くする必要があるようです。動脈瘤ができないように、食生活や生活スタイルを見直すことが大切。また、定期的に脳ドックを受けて脳内の血管の状態を検査すると、予防法として効果的と言えるのではないでしょうか。万が一、脳動脈瘤が発見されても、最新の医療技術をもって治療することが可能です。

 くも膜下出血は、突然のように起こる怖い病気です。軽度の頭痛だとしても、念のため検査を受けてみることをおすすめします。激しい頭痛が続く場合は、緊急に専門医の診察をうけることが重要です。一刻でも早い診断と最善の治療が、あなた自身の命を救うことにつながります。