メタボは「肝臓がん」を引き起こす引き金に

こうしてメタボがガンを引き起こす

 
 脂肪(特に内臓脂肪)が増えると、インスリンの働きを抑える物質が血液中に増え、インスリンの働きがいっそう低下します。するとブドウ糖があふれて高血糖が進み、働きの悪さを量でカバーするためにインスリンが増えてがんの危険性も高まります。
 
糖尿病とメタボの人は、がんにも気をつけて – goo ヘルスケア

 
 膵臓で作られるインスリンというホルモンの働きが弱まると、すい臓は働きの弱さをカバーしようと大量のインスリンを作ります。その結果、大量のインスリンが血中に分泌されて起こる高インスリン血症の状態になり、動脈硬化を促進させるとともに、がんのリスクを高める要因ともなります。つまり、内臓脂肪の多いメタボの状態だと糖尿病でなくても高インスリン血症になる傾向が強いため、メタボはガンになる危険性を増やしていると言えるのです。

腸内細菌のバランスが崩れると肝臓がんに

 
 悪玉菌は二次胆汁酸やニトロソアミンといった発がん性のある物質を作る。
 
腸内細菌とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 私たちの腸内には健康維持に役立つ善玉菌と、体に害を及ぼす悪玉菌が住んでいます。通常は善玉菌と悪玉菌のバランスは保たれていますが、偏った食事を続けるとバランスが崩れてしまいます。これは、偏った食事が特定の腸内細菌にだけエサを行きわたらせるためで、メタボになるような高脂肪や炭水化物が多い食べ物は悪玉菌を増やす傾向に。そして悪玉菌の増殖は胆汁の成分を変化させ、肝臓の細胞にストレスをかけ、肝臓がんの危険性を増加させます。

食事と運動で肝臓がんの危険を減らす

 
 食事制限だけでは、筋肉が減って脂肪が残る“隠れ肥満”に。ウオーキングで筋肉を保ちながら脂肪を減らそう。
 
メタボにも隠れ肥満にもウオーキングが有効 – goo ヘルスケア

 
 腸内細菌のバランスの崩れから肝臓がんを誘発する事態を防ぐには、メタボを解消することから始めましょう。そのためには食事と運動に目を向けなければなりません。高脂肪食の摂取を控えることも大切ですが、運動も重要な要素になります。と言ってもハードな運動は腰や足を痛める危険があるのでおすすめではありません。1日30分以上、1週間に3日以上を目安としたウォーキングが理想ですが、まずは1日に1000歩多く歩くことに取り組んでみましょう。

和食で腸内細菌のバランスを取り戻そう

 
 食品添加物には発癌性のあるものが多いので摂りすぎには気をつけましょう。
 塩辛いものを好む人、ピロリ菌を持っている人は胃癌になる確率が高い、油脂を多く摂り過ぎている場合は大腸癌などに罹りやすくなるとも言われています。
 
癌で死なないために。 – がん | 教えて!goo

 
 メタボにならないために、またメタボを解消するためには適度な運動をすることと食事に気を付けることが大切です。まずは、高脂肪食を取り過ぎないこと。高脂肪食はメタボを引き寄せ、腸内細菌のバランスを崩し、肝臓がんを誘発する危険性があるからです。
 
 食生活を和食に切り替えるだけでも効果があります。和食は数多くの食材を使いますので、和食を食べることで腸内細菌のバランスを良くすることが可能。油で揚げるよりも煮たり蒸したりする調理法もおすすめです。

 メタボは見た目が悪いだけでなく、病気のリスクも高めます。メタボになる大きな原因の一つである高脂肪食や運動不足は腸内細菌のバランスを崩し、悪玉菌を多くは発生させます。この悪玉菌が胆汁の成分を変化させ肝臓がんを発症させるのです。食生活の改善と適度な運動でがんの危険性を減らしましょう。