要注意!ウイルス感染性胃腸炎の原因と対策

ウイルス感染性胃腸炎とは

 
 乳幼児に発症するウイルス感染症で、冬場に流行する乳児の下痢(げり)・嘔吐症(おうとしょう)の約80%強を占めます。突然の嘔吐や水様性の下痢便が現れた時は、この病気を疑います。
 
ウイルス性急性胃腸炎(冬季下痢症) – goo ヘルスケア

 
 冬になると、その流行が心配なウイルス感染性胃腸炎。特に、乳幼児がかかりやすいウイルスもあるので気をつけたいものですね。ウイルス感染性胃腸炎とは、胃腸炎の中でも、主にノロウイルスやロタウイルス、サポウイルスなどのウイルス感染により発症する胃腸炎で、突然の嘔吐や下痢の症状が現れます。冬季下痢症とも呼ばれる病気ですが、乳幼児が嘔吐や水様性の下痢になった場合はこの病気を疑い、重篤になる前に早急に医師に診てもらいましょう。

ウイルス感染性胃腸炎の原因と症状

 ウイルス感染性胃腸炎を発症する原因は、ノロウイルス、ロタウイルス、アデノウイルス、サポウイルスなどのウイルス感染が原因となります。なかでも、成人はノロウイルス、子どもはロタウイルスによる感染が多く、人の手などから感染し、口に入ったときに発症します。
 
 
 ウイルスで多いのは、成人ではノロウイルス、小児ではロタウイルスです。
 
感染性腸炎 – goo ヘルスケア

 
 

 ウイルス性の場合は、水様性の下痢便が特徴です。
 
急性胃腸炎 – goo ヘルスケア

 
 

 突然の嘔吐から始まることが多く、1〜2日ほど続きます。その後、通常は血液を含まない水様性の酸臭を帯びた便の下痢が、多い時は1日10回以上続きます。時に便は、淡黄あるいは白色となります。
 
ウイルス性急性胃腸炎(冬季下痢症) 治療方法 – goo ヘルスケア

 
 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などが特徴的な症状です。突然の嘔吐を訴えることが多く、1~2日続いた後、水様性の下痢の症状に移行していきます。この水様性の下痢が特徴的な症状です。また、37℃程度の発熱を伴うこともあります。

ウイルス感染性胃腸炎にかかってしまったら

 もし、ウイルス感染性胃腸炎にかかってしまったら、乳幼児や高齢者など体力のない人は特に注意が必要です。体力がないと、下痢や嘔吐によって脱水状態になりやすいので水分の補給が必要となります。家庭では市販の電解質濃度の高いイオン飲料を補給しましょう。早めに病院を受診し、水分を補給し安静を保ちましょう。
 
 
 感染性腸炎では、下痢、嘔吐、発熱のため脱水状態となるので、その程度に応じて経口あるいは経静脈的に水分、電解質、ブドウ糖を補給します。補給には市販のスポーツドリンクが多く用いられています。
 
感染性腸炎 治療方法 – goo ヘルスケア

 
 また、ノロウイルスは非常に感染性の強いウイルスなので、吐瀉物の処理には気をつけてください。エプロン、マスク、手袋を着用し、嘔吐した物を外側から内側へ向けて拭き、拭いたとき使用した布やペーパータオルも一緒にビニール袋に入れて閉じます。その際、殺菌のため次亜塩素酸も入れて二次感染を防ぎましょう。

 まず、ウイルス感染性胃腸炎にかからないよう、予防を怠らないようにしましょう。人の手からの感染が原因なので、トイレの後や調理前、食事前などに、手を石けんと流水でよく洗うようにします。
 
 もし、下痢や嘔吐の症状が出たらウイルス感染性胃腸炎を疑い、早急に病院を受診しましょう。