社交不安障害・社会不安障害(SAD)とは?

社交不安障害・社会不安障害(SAD)とは

 人前に立って話をすることに恐怖を感じる。電話している姿を人に見られたくないから、仕事場の電話が取れない。こうした経験を何度も経験しているなら、あなたはもしかすると社交不安障害・社会不安障害(SAD)かもしれません。
 
 
 社交不安障害(しゃこうふあんしょうがい、英語: Social Anxiety Disorder ; SAD)とは、社交恐怖(英: Social phobia)とも呼ばれる、社交場面で否定的な評価を受けたり、他人に辱められることに強い不安を感じることを主な症状とする精神疾患である
 
社交不安障害とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 他にも人と食事をするのが苦手だったり、人前で字を書くと震えてしまうといった症状も見られます。 他の人から見ると、単に緊張をしていたり、人前が苦手なだけなのでは?と思われがちですが、通常であれば次第にその場面に慣れていくことが多いものです。 しかしSADの場合、多くの方が一定の条件下になると、尋常ならざる不安や緊張に見舞われます。ひどい場合は震えや吐き気、赤面、大量の発汗やめまいなどの症状が現れ、人前に出ることを避けたり、外に出られなくなったりするなど、日常生活に支障が出ることもあります。

意外と身近なSAD

 「障害」と名前が付いていることもあり、まれな病気だと考えている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実はこの病気の生涯有病率は13%ほどと言われており、日本国内の患者数は300万人以上という試算も出ています。
 
 
 扁桃体は情動反応の処理と記憶において主要な役割を持つことが示されており、大脳辺縁系の一部であると考えられている。
 
扁桃体とは – goo Wikipedia (ウィキペディア)

 
 

 私は高校3年で、今日社会不安障害と心療内科で診断されました。
 自分がコントロール出来なくて切ったり…
 狭い場所や1人なったら息苦しくなります…
 急に咳込んだりします。
 切るのはもう1年以上続いてて私は勝手に
 自分で境界性人格障害だと思ってました。
 今でも信じられません。
 私は本当に社会不安障害なんでしょうか?
 
私は高校3年で、今日社会不安障害と心療内科で診断されました。 – その他(恋愛・人生相談) | 教えて!goo

 
 SADが発病しやすいのは多感な時期である思春期頃からと言われています。その原因については、神経伝達物質の分泌バランスの乱れや、扁桃体の活動異常が関与していることが分かってきましたが、詳しいことはまだ分かっていません。

SADと向き合うには

 
 社会不安障害を扱っている専門医に受診できたのは本当に幸運でした。
 調子の上がり下がりはありますが、確実に前進しているのは感じています。
 できれば治療を続けたいです。
 
社会不安障害の治療を主人に反対されています。 – メンタルヘルス | 教えて!goo

 
 SADと向き合うためには、まず心療内科や精神科のある病院へ足を運ぶことが大切です。実はSADは自然に治すことが難しいと言われているため、一人で苦しむよりも医療の力を借りることが重要なのです。治療法としては薬物療法と精神療法が用いられており、症状によって用いられる療法が変わります。しかし、SADの治療において最も大切なことは、患者が積極的に治療に取り組むことです。患者に合った心療内科や精神科を見つけ、症状にあった治療を見つけることが、SADと向き合うためには大切なことです。

 SADは周囲の方々の理解も大切です。「もしかしたらSADかもしれない」と心当たりのある方はもちろん、親族や友人にSADのような症状で苦しんでいる方がいらっしゃるなら、まずは勇気を振り絞り、心療内科や精神科へ足を運んでみることから始めてみてはいかがでしょうか。