今すぐチェック!若年性認知症チェックリスト

若年性認知症とは

 
 若年性アルツハイマー病は進行が速いため、とくに早期発見が重要です。
 
最近もの忘れが激しいけれど大丈夫? – goo ヘルスケア

 
 認知症のうち、64歳以下で発症するものを若年性認知症と呼びます。若年性認知症には、若年性アルツハイマー型認知症や若年性脳血管性認知症の他に、頭部外傷など事故の後遺症やアルコール性認知症、レビー小体型認知症などがあります。中でも若年性アルツハイマー病の患者は全国で10万人前後とも言われていますが、正確なことはわかっていません。若年性認知症は働き盛りに発症するため、仕事に支障が出て経済的に困窮したり、家族への影響が大きい等多くの問題があります。

若年性認知症の症状

 
 若年性アルツハイマー病も老年性と同じように、最初は、もの忘れが増える、日付や自分のいる場所がわからなくなる、感情表現など精神活動が低下する、といった症状が見られますが、老年性よりも病気の進行が早く、症状も重くなる傾向が見られます。
 
意外と知らない若年性アルツハイマー病 – goo ヘルスケア

 
 

 記憶などの認知機能の障害が症状の中心ですが、それ以外にも徘徊(はいかい)などの異常な行動や、物を盗られたという妄想などがみられます。
 
アルツハイマー病<脳・神経・筋の病気> – goo ヘルスケア

 
 若年性認知症の多くを占めるのが、アルツハイマー病と脳血管性認知症です。アルツハイマー病は脳細胞が破壊され脳が委縮していくことによって起こると考えられています。初めは新しいことが覚えられないなどの症状から始まり、徐々に日時がわからなくなったり物をしまったことを忘れるなど日常生活に支障が出てきます。やがて古い記憶も失われていき、言葉が理解できない、道具が上手く使えない、家に帰れないなどの症状が出てくるのが特徴です。妄想や抑うつ状態が見られ、初期ではうつ病と診断されることもあります。脳血管性認知症は脳梗塞などが原因で発症し、まだらぼけといわれる症状があるのが特徴です。

若年性認知症に気付くためのチェックリスト

 
 初期の認知症チェックリスト
 □同じことをくり返し話したり、尋ねたりする
 □物をしまい忘れたり置きっぱなしにすることが多い
 □身近な物の名前や親しい人の名前が出てこない
 □2つのことを同時に行うと一つを忘れてしまう
 □身だしなみがだらしなくなったり、部屋の片付けができなくなった
 □待ち合わせの時間や場所を忘れたり、計画が立てられなくなった
 □以前より怒りっぽくなった
 □興味や意欲が薄れ、趣味の活動などをやめてしまった
 □財布を盗まれたなど、被害妄想がある
 □うつっぽく、気分が落ち込むことが多い
 
働き盛りを襲う若年性アルツハイマー病 – goo ヘルスケア

 
 若年性認知症の中でも若年性アルツハイマー病は、高齢になってから発症するものと比べ進行が早いため、早期発見が大切です。そこで若年性認知症に移行する前段階のMCI(軽度認知障害)という状態を見つけ出すことが重要になってきます。MCIの段階で治療を始めれば認知症の発症を防いだり、仮に発症しても進行を遅らせることができると考えられています。もし認知症チェックリストに挙げられた初期に起こる認知症の症状の中で当てはまる項目が多い場合は、なるべく早くもの忘れ外来などの専門医を受診しましょう。

 若年性認知症は64歳以下という働き盛りに発症するため、老年性の認知症に比べ多くの問題が出てきます。しかしながらできるだけ早期に発見し治療を開始すれば、進行を遅らせて生活を維持することも可能です。チェックリストなどを参考にして、本人や家族が何かおかしいと思うことに気付いたら早めに医療機関を受診しましょう。