膀胱炎は予防できるのか

膀胱炎の原因のほとんどは大腸菌だった

 膀胱炎と聞くと、内部の炎症のような感じも受けますが、実は意外にもほとんどの場合は大腸菌が原因で起こります。
 
 
 一般に、膀胱炎といえば急性膀胱炎のことを指します。
 膀胱炎のほとんどは、尿道から侵入した細菌の感染が原因で起こり、その多くは大腸菌によるものです。
 女性は男性と比較して尿道が短く、肛門や腟が尿道から近いところにあるため不潔になりやすく、細菌が侵入しやすいという特徴から、とくに女性に起こりやすい病気です。誘因としては、長時間トイレをがまんする、性行為、過労などによる抵抗力の低下、ストレスなどがあげられます。
 
急性膀胱炎 – goo ヘルスケア

 
 下腹部の違和感や残尿感、排尿時の痛みが主な症状です。抗生物質などの処方により、1週間ほどで改善します。

自宅でもできる膀胱炎の予防法とは

 
 ●ストレスや疲れをためない
 ●休養、睡眠をしっかりとる
 ●栄養バランスのよい食事を心がける
 ●体を冷やさないようにする
 ●水分摂取を十分に
 ●外陰部を清潔にする。排便後は「前から後ろへ」向かって拭く
 ●生理用ナプキンはこまめに換える
 ●性交渉は細菌感染のきっかけになりやすいため、その前後にカップルの双方がシャワーなどで清潔にする。また、性交渉後は早めに排尿するよう心がける
 ●便秘をすると便の中の大腸菌が増えるため、便秘しないよう食事と運動に気をつける
 
膀胱炎をくり返すのはなぜ? – goo ヘルスケア

 
 膀胱炎は、生活習慣が乱れ、免疫力が低下している時に起こりやすい症状です。まずは、規則正しい生活を心がけましょう。また、大腸菌が原因のことも多いので、常に清潔にするように心がけることも大切です。

大腸菌以外が原因の膀胱炎

 1.出血性膀胱炎
 
 
 肉眼的血尿(肉眼でもわかる血液の混じったおしっこ)を伴って、おしっこの回数が多い(頻尿(ひんにょう))、おしっこをした時に痛がる(排尿痛)、残尿感があるといった膀胱刺激症状のある膀胱炎の総称です。
 
出血性膀胱炎 – goo ヘルスケア

 
 出血性膀胱炎は、血尿が特徴です。ウイルスなどの他、薬剤などが原因で起こります。
 
 2.過活動膀胱
 
 

 過活動膀胱とは、頻尿(ひんにょう)や尿失禁(にょうしっきん)の分野における新しい診断名です。主に自覚症状に基づいて診断されますが、尿意切迫感(排尿したくて我慢がきかない状態)を自覚する場合、過活動膀胱の状態にある可能性があります。
 
過活動膀胱 – goo ヘルスケア

 
 膀胱炎とは少し違いますが、過活動膀胱は排尿筋の過剰な活動が原因で起こるものです。加齢とともに増加傾向にあります。膀胱炎と同じようにん頻尿などの症状があります。出血性膀胱炎、過活動膀胱いずれも急性膀胱炎などとは原因が違います。異常を感じたら早めに専門機関を受診しましょう。

 膀胱炎はほとんどの場合、大腸菌が原因で起こります。つらい膀胱炎に悩む前に自分でも予防することはできますので、まずは清潔に保つことと生活習慣の改善を行い、できるだけ膀胱炎にならない環境づくりを行いましょう。