意外と知られていない緊急避妊薬とは

人工妊娠中絶の実態を知ろう

 日本では、他の先進国などと比べ避妊効果のあるピルの認可が遅れています。諸外国ではドラッグストアなどで購入できても、日本で低用量ピルやアフターピルを購入するには医師の処方箋が必要になります。さらに、ピルの認知度も低いのが現状です。
 
 
 あなたは正しい避妊法を知っていますか? 年間100万人の赤ちゃんが生まれている一方で、約20万件の中絶が行われています。中絶の絶対数は20~30歳代の女性が多いのですが、中絶の割合で見ると若者だけではなく、40~50歳代も中絶率が高くなっています。また、どの世代であってもコンドームが破れた結果の中絶が結構多くなっています。コンドームの避妊効果は不確実であることがあまり認識されていないようです。
 
確実な避妊法を知っていますか? – goo ヘルスケア

 
 現在日本では、生まれてくる赤ちゃんに対して約20%の割合で人工妊娠中絶が行われています。深刻な問題です。性交渉の若年化、正しい避妊方法の欠如、ピルなどの認知の低さが原因にあげられます。さらに、強姦被害などの場合、妊娠が分かるまで周りに相談できないなど問題もあります。
 
 また、人工妊娠中絶は母体の肉体にも精神にもダメージのあるものだということを知っておく必要があります。

緊急避妊薬とは

 意図しない妊娠を防ぐための方法として、緊急避妊薬(アフターピル)と言うものがあります。
 
 
 妊娠を回避するために性交後に服用する経口剤。避妊措置に失敗した場合などに、望まない妊娠を防ぐために用いる。日本では平成22年(2010)にノルレボの製造販売が承認された。事後避妊薬。緊急避妊ピル。モーニングアフターピル。
 
きんきゅうひにんやく【緊急避妊薬】の意味 – 国語辞書 – goo辞書

 
 意外と認知度が低いですが、緊急避妊薬で妊娠を防ぐことができます。ただし、医師の処方箋が必要なものなので、産婦人科などの専門の医療機関を受診しましょう。
 
 

 ・セックス後72時間以内に飲むことで、1回のセックスでの妊娠率10%を3%まで下げる
 ・コンドームがやぶれてしまった、レイプ被害にあったなどの緊急時に
 ・日本では医師による診察が必要で、費用は1回2万円程度
 
低用量ピルに匹敵する確実な避妊方法は? – goo ヘルスケア

 
 緊急避妊薬は、性交渉があってから72時間以内に服用することが大切です。早めに受診するようにしましょう。

緊急避妊薬の豆知識

 1.緊急避妊薬よりも避妊率の高い低用量ピル
 
 低用量ピルは、医師の処方のもと処方されるものです。生理痛の軽減にもなりますので主に激しい生理痛などで処方されます。アフターピルとは違い、常備薬です。避妊については、避妊率が他の避妊方法と比べて高いのが特徴です。
 
 
 低用量ピルといえば、「低用量経口避妊薬」のこと。その名のとおり、正しく服用すればほぼ100%の避妊効果が期待できるため、望まない妊娠を防ぐのに非常に有効な薬です。
 
低用量ピルは正しく、賢く使おう

 
 2.緊急避妊薬・低用量ピルともリスクがあります
 
 全ての人に該当するわけではありませんが、副作用で強い吐き気などの症状が出ることがあります。また低用量ピルを服用していると、血栓症になる可能性も高くなるなります。いずれも多用しないように注意することが必要です。

 性交渉の際トラブルに見舞われる場合、意図しない妊娠に不安になることもあるでしょう。緊急避妊薬は副作用などのリスクもあるため、多用することはおすすめしませんが、人工妊娠中絶を選択する前に、避妊のため一度医療機関を訪れることが大切です。