女性は注意すべきトキソプラズマ症の症状と予防法

トキソプラズマ症ってどんな病気ですか

 トキソプラズマ症は日本人の約3割もの人が感染していると言われている感染症です。
 
 
 トキソプラズマ症は自然界の動物に比較的広範囲にみられる人獣共通(じんじゅうきょうつう)感染症で、日本人でも成人の20〜30%がトキソプラズマ原虫に感染しています。トキソプラズマ症に感染したネコなどの便に含まれるオーシスト(卵嚢子(らんのうし))に汚染された飲食物や、シスト(嚢子)を含む羊肉などを生焼けで食べたりすることにより感染します。
 
トキソプラズマ症<感染症> – goo ヘルスケア

 
 トキソプラズマ症は日本人の約3割もの人が感染していると言われている感染症です。トキソプラズマ症には、トキソプラズマのシストと呼ばれる嚢子が含まれている生肉を食すことやネコなどの便にいるオーシストが入っている飲食物を飲むことによって感染します。
 
 

 健常者が後天的に感染した場合、ほとんどが無症状のまま経過することが多いのですが、免疫力が低下している人の場合は、髄膜脳炎(ずいまくのうえん)、心筋炎(しんきんえん)、肺炎、リンパ節炎、網脈絡膜炎を起こすことがあります。とくにエイズなどの免疫不全状態では致死性の脳炎に進むことがあります。
 
トキソプラズマ症<感染症> – goo ヘルスケア

 
 トキソプラズマ症の症状としては、妊娠初期の妊婦が初めて感染した場合には胎児が障害を持つ可能性が出てきます。健常者が感染した場合には、症状が出ることはまれでほとんどの場合では無症状で感染したことにも気づかないことが多いです。免疫力が低下している人の場合には、髄膜脳炎などの病気になる場合があります。
 

トキソプラズマ症に妊婦がなると大変なの

 妊娠初期に妊婦がトキソプラズマ症に初感染すると、胎児に障害が残る可能性があります。
 
 
 一般に、妊婦が初めてトキソプラズマ(原虫の一種)に感染すると、血液中に流入したトキソプラズマが胎盤を介して児に感染し、児に水頭症(すいとうしょう)や脈絡網膜炎(みゃくらくもうまくえん)を起こすことがあります。これを先天性トキソプラズマ症といいます。
 
トキソプラズマ症<女性の病気と妊娠・出産> – goo ヘルスケア

 
 

 頭蓋内に脳脊髄液(のうせきずいえき)が過量にたまることにより、脳そのものが圧迫を受けたり頭蓋内の圧が高くなったりすることを水頭症といいます。
 
水頭症 – goo ヘルスケア

 
 母親が妊娠のどの段階でトキソプラズマに感染したかによって、症状の重さや発生率が変わってきます。妊娠初期の場合には、感染する率は低いが感染した場合には水頭症などになり流産や死産に繋がりやすく、中期の場合には内臓などに障害が残りやすくなります。後期に感染が見つかった場合には、重症化する確率は低いものの目に障害が残りやすいと言われています。
 

トキソプラズマ症を予防するには

 トキソプラズマ症の予防には、生肉に気を付けることが大切です。特に豚肉に気を付けたほうがいいと言われており、生の豚肉を調理したまな板でサラダ用の野菜を切ったりするのも避けるべきです。
 
 
 トキソプラズマはネコの便からの感染が言われていますが、現実的には豚肉からの感染が多いと言われています。豚肉を調理したまな板で生野菜を調理して感染が起こる可能性があります。
 
妊娠中のトキソプラズマについて。 – 妊娠 | 教えて!goo

 
 トキソプラズマ症は猫などの糞から感染する可能性もあります。野良猫の糞などにはトキソプラズマが含まれている可能性が高くなるので、土いじりなども妊娠中は控えたほうがいいと言われています。家で猫を飼っている場合でトキソプラズマが心配ならば飼っている猫がトキソプラズマを排泄しているかどうか調べてもらうと安心です。

 妊娠中にトキソプラズマ症にかかる可能性は高くはないですが、感染すると胎児に様々な影響が出てしまう病気です。母親が気を付けることで感染を防ぐことができる病気なので、正しい知識を手に入れて感染を防ぎましょう。