ダイエット成功の秘訣!脂肪の知識

皮下脂肪って何?

 
 食べ過ぎや運動不足などで、消費されずに余ったエネルギーは、まず皮下脂肪としてたくわえられます。皮下脂肪を構成する脂肪細胞は伸縮自在の貯蔵タンクのようなもので、新たな脂肪をたくわえると大きく膨らみます。それでもため込めない場合には、脂肪細胞が分裂して数を増やす、と言われています。
 
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 皮下脂肪は、長年の貯蓄物と言えます。また、男性と女性とでは体のつくりが違うので皮下脂肪の基準値が異なります。男性であれば15から20%、女性であれば20から25%あたりが基準です。体重計の作りによっても多少誤差がありますが、皮下脂肪率が分かる体重計も販売されています。気になったら、一度測られてみてはいかがでしょう?

内臓脂肪は皮下脂肪とは違うの?

 内臓脂肪は、皮膚の脂肪細胞とは異なり、心臓や肝臓といった臓器周辺の脂肪のことです。内臓脂肪がついていても、見た目では判断できない場合があります。
 
 
 内臓脂肪からは、さまざまな物質が分泌されており、「アディポサイトカイン」と呼ばれています。なかでもTNF-α(ティーエヌエフ-アルファ)と呼ばれる物質は、体に炎症を起こし、糖尿病や動脈硬化の引き金になります。
 
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 内臓脂肪が増加すると、体に悪影響を及ぼします。危険性から判断すると、皮下脂肪より内臓脂肪がついているほうが危ないと言えるでしょう。

脂肪のつき方は見た目でも判断できる!?

 ですが、皮下脂肪がどうだとか内臓脂肪がどうだとか言われても、自分の脂肪のつき方なんてよく分からないですよね。ですが、自分でも簡単にチェックする方法があるのです。それがよく耳にする洋ナシ型とリンゴ型です。
 
 
 “洋ナシ型”というのは「皮下脂肪型肥満」で、おなかの皮下に脂肪が蓄積されるタイプ。それに対して内臓のまわりに脂肪が蓄積するタイプが“リンゴ型”で「内臓脂肪型肥満」と呼ばれます。
 
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 洋ナシタイプは、お腹だけでなく太ももなど足にも脂肪が溜まり、下に向けて大きくなっていくタイプです。お腹は痩せているのに、足が太いという方が当てはまります。リンゴ型は俗に言うアメリカンタイプです。足や手は普通サイズなのに、お腹だけ出ているという方が当てはまります。痩せていてもおなかが出ていると、内臓脂肪が蓄積されている可能性があります。

内臓脂肪とメタボリックシンドローム

 内臓脂肪とメタボリックシンドロームには実は深い関係があります。
 
 
 内臓脂肪型肥満はメタボリックシンドローム(以下メタボ)の診断基準の一つになっていて、女性はおへそ回りが90cm以上で内臓脂肪100cm2以上に相当するとみなされます。内臓脂肪型肥満があると、高血圧症や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を招きやすく、これらが重なるほど動脈硬化を進行させ、心臓病や脳卒中など命にかかわる病気の危険が高まる、というのがメタボの考え方です。
 
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 あまりにもお腹周りが大きいと内蔵型肥満、メタボと判断されます。メタボは、心臓病などの病気の原因にもなる深刻な状態です。早めに改善する必要があります。

どうやって脂肪を減らせばいいの?

 では、ダイエットのポイントであるどうやって脂肪を減らすかです。内臓脂肪と皮下脂肪では少し異なります。
 
 1.内臓脂肪の減らし方
 
 
 メタボにつながる内臓脂肪型肥満を防ぐには、食生活の見直しが第一です。スナック菓子やファストフードばかり食べたり、甘い清涼飲料水を水代わりに飲んだりしていたら、まずはこれをやめさせること。そして、1日3食をなるべく同じ時間帯に食べるようにすることです。
 
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 内臓脂肪は、皮下脂肪と比べて簡単に落とすことができます。まずは、食生活の見直しがカギになってきます。
 
 2.皮下脂肪の減らし方
 皮下脂肪は落としにくい脂肪です。長年蓄積されたものですからそう簡単には落ちません。食事の改善はもちろんですが、適度な運動とマッサージを取り入れることで減らすことができます。皮下脂肪はすぐには減りませんので、気長に落ちていくのを待ちましょう。

 脂肪には内臓脂肪と皮下脂肪があります。今までダイエットに成功してこなかった方。実は脂肪の落とし方を根本的に間違っていたのかもしれません。まずは、自分が洋ナシ型なのかリンゴ型なのかを理解することが大切です。洋ナシ型はすぐには落ちませんので、焦らず気長にダイエットを続けてみましょう。自分に合ったダイエット法にチャレンジしてみてくださいね。