10代から気をつけたい。効果的な成人病予防法

バランスの良い食事をとりましょう

 肥満は、メタボリックシンドロームなどの成人病の危険因子の一つですが、近年、成人だけでなく子どもの肥満が大きな問題となっています。原因の一つとして、食生活の乱れによるエネルギーの過剰摂取が挙げられます。
 
 
 摂取エネルギーから消費エネルギーを差し引いた過剰エネルギーが脂肪として蓄積され、脂肪細胞が増加あるいは肥大して太りすぎ(過体重)になります。
 
肥満症 – goo ヘルスケア

 
 子どもの場合は、成長期なのでエネルギーを多く必要としますが、必要以上に摂取すれば、当然、子どもでも肥満になります。ただし、子どもの場合はダイエットはしません。
 
 

 ただこれ以上体重が増えないように、コントロールするのです。
 体重をそのままにして、背が伸びるのを待つのです。
 
子供の肥満で悩んでいます。 – 育児 | 教えて!goo

 
 さらに脂質異常症や高血圧を予防するためには、揚げ物などの脂肪の多い食事を控える、薄味にするなどの注意も必要です。身体の発達を損なわないために、和食を中心に、成長に必要な良質のたんぱく質や野菜は十分に摂取するようにしましょう。
 

3食の食事をきちんと取りましょう

 朝食は、体温を上昇させて体を目覚めさせ、午前中の活動エネルギーを確保するために大切な食事です。
 
 
 朝食を抜く子どもがふえていますが、食事の回数を減らすと、体内の脂肪を蓄える能力を高めてしまうことになります。しかも空腹感が強まるので、昼食時にまとめ食いをしてしまい、ふとる大きな原因になってしまいます。
 
しょうにひまん【小児肥満】<子どもの病気> – goo辞書

 
 また、3食の食事をバランスよく摂取し、間食を控えることも、肥満および成人病の予防には大切なことです。しかし、子どもによっては胃が小さく一度にたくさん食べることができないために、間食を必要とする場合があります。その際も、甘い飲料やスナック菓子などではなく、おにぎりや果物、乳製品など、3回の食事で不足している栄養分を補うようなものを食べるようにしましょう。
 

規則正しい生活を送りましょう

 成人病の予防のためには、十分な睡眠が必要ですが、近年、小学生の塾通いや、ゲーム機・テレビの普及などにより、子どもの生活が夜型に移行しています。
 
 
 最近、夜更かしや睡眠不足が肥満の要因となることが確認されています。小中学生を対象にしたいくつかの調査では、睡眠時間が不足しているグループは、十分に睡眠をとっているグループに比べ、肥満や高血圧のリスクが高いことがわかりました。
 
子どもの肥満。まず内臓脂肪を減らそう! – goo ヘルスケア

 
 また、寝不足により食欲を抑える効果のあるレプチンというホルモンの分泌量が減少し、食べすぎの原因となることも明らかになっています。さらに、夜型の子どもでは、遅い時間に夕食を食べたり、夕食後に夜食を食べたりすることが多いほか、朝きちんと起きられずに朝食を抜く子どもも多く、肥満の増加にもつながっています。

十分に体を動かしましょう

 肥満および成人病予防に大切なのは、食事と並んで運動です。特に、成長期の子どもの場合は、極端な食事制限ができないので、運動で消費エネルギーを増やすことが、より重要になってきます。また、運動は、体力をつけるだけでなく、筋肉をつけ基礎代謝を高めて、太りにくい健康な体を作ることにも役立ちます。
 
 
 肥満児の多くは、からだを動かすのが苦手で、スポーツも嫌いなようです。苦手な運動は避けて、からだ全体を使い、ゲーム性があって、動きの楽しい運動を選ぶのが長続きのコツです。
 
子どもの肥満 – goo辞書

 
 また、エレベーターやエスカレーターを使わず階段を使う、できるだけ歩く、屋外で遊ぶ、お手伝いをたくさんするなど、日ごろから体を動かす習慣をつけることが重要です。

 子どものころに肥満になると、脂肪細胞の数が増加するため、成人してからも太りやすい体質になり、成人病のリスクも高くなります。子どものころに身についた生活習慣は、成人しても変わらないことが多いため、子どものころから、正しい食習慣を身に着けておきたいものですね。