失業したり、教育訓練を受けるときにもらえるお金 失業等給付

失業等給付の種類

 失業時に受け取ることができるお金には「基本手当」「技能習得手当」「傷病手当」「高年齢求職者給付金」「就職促進手当」「就業手当」などがあります。
 この中で、一番多くの人が利用するのが「基本手当」です。
 基本手当とは、仕事に就きたいのにつくことができない、という状態になった時一定の条件を満たせば受け取ることができる手当です。
 技能習得手当は公共職業安定所長が指定した職業訓練を受ける場合に、日当と交通費が支給されるものです。
 求職しながら資格を取得したい人は是非とも活用したい制度です。

失業等給付の基本手当の支給条件

 ・ハローワークで求職活動をしているにもかかわらず就職先が見つからないこと
 ・雇用保険に加入している期間が過去2年間に1年以上あること。
 ・会社の倒産やリストラなど本人の意思に関わらず職を失った場合は過去1年間の間に6ヶ月以上雇用保険に加入していること
 ・結婚や出産、育児や介護、療養などでしばらく仕事につくことができない状態ではないこと
 (結婚や出産、育児をしていても就職することができる状態なら大丈夫です)

失業等手当の基本手当の請求方法

 ①退職時に離職理由が明記された離職証明書に署名捺印する。
 ②退職後会社から雇用保険被保険者離職票が送付される。
 ③ハローワークで求職の申し込みをする。
 ④雇用保険被保険者離職票と運転免許証などの本人確認書類、写真(縦3cm横2.5cm、直近3カ月以内に撮影したもの)、印鑑、本人名義の普通預金口座の通帳を提出する
 ⑤ハローワークが受給資格の有無を決定
 ⑥雇用保険受給者初回説明会に参加(後日)し「雇用保険受給資格者証」「失業認定申告書」を受け取る。
 ⑦原則として4週間に一度ハローワークで失業状態であることを認めてもらう「失業の認定」を受ける
 ⑧失業の認定と認定の間に最低2回は求職活動を行う

技能習得手当の支給条件と手続き

 技能習得手当とは公共職業安定所長又は地方運輸局長の指示のもと、職業訓練を受ける際に支給される手当です。
 受講手当という日当に該当するものと、通所手当という交通費に該当する2種類があります。
 受講手当は日額500円月額最高20,000円、通所手当は交通手段により月額最高42,500円が支給されます。
 この手当を受給するためには「公共職業訓練等受講届」及び「公共職業訓練等通所届」と受給資格者証を管轄公共職業安定所長に提出しなければなりません。
 金属加工や電気設備、介護サービスや情報処理など様々な職業訓練を、受講料無料、なおかつ手当つきで受けることができるので求職活動中にスキルアップをするならば一石二鳥のお得な制度です。
 雇用保険から支払われる失業等給付は雇用保険に一定の期間に加入していればほとんどの人が受け取ることができるお金です。手続きは上記の通り1度では済みませんが少なくない金額が支払われますので、面倒臭がらずに手続きをするようにしましょう。