葬儀はいくらかかるの?

相場は約200万円ほど

 日本消費者協会のアンケートによれば、身内の葬儀の際の費用として平均で200万円ほど掛かっていることが分かっています。数年前の調査の際には約230万円となっており、葬儀市場価格が低下傾向にあると言えます。調査自体は喪主を務めた人以外にも「身内の葬儀」についてのアンケートであるため、実際には葬儀費用について詳しく把握していない人のデータも含まれている等、少しばかりデータの信ぴょう性が疑われていますが、葬儀関係者から見ても200万円という金額はおかしな金額ではないようです。

葬儀費用の内訳

 葬儀費用と一言に言っても、大まかには「葬儀本体費用」「寺院費用」「飲食接待費用」に分かれます。葬儀費用全体の約60%は「葬儀本体費用」が占めています。残りは2種類の葬儀費用がそれぞれ同程度の割合を占めています。この中で、葬儀の参加人数に左右されるのは「飲食接待費用」で、調査時には最高額が450万円、最低額が15000円であり、最も振れ幅が大きいです。残りの2種類はそこまで流動性があるわけではないようです。

葬儀をどこで行っているか

 調査においては、葬儀を行った場所について80%以上の人が「葬儀専用会場」で行ったと回答しています。葬儀自体は寺院や教会、場合によっては町内会や自治会、自宅でも執り行うことができます。専用の施設を利用するほど葬儀費用も増額しますので、町内会や自宅での葬儀の方が費用が掛からずに済みます。しかし、実際のところは次の項目で説明する内容によって、例えお金が掛かったとしても葬儀専用会場を利用する人が多いのです。

葬儀に際して困ること

 葬儀に関しては親族が亡くなられた悲しみに暮れる間もなく、多くの不安を与える事になるのです。「家族の葬儀に関して困ったこと」というアンケートにおいては、「心付けやお布施の金額」「通夜、告別式の接待の仕方や手配」「葬儀の手順が分からなかった」という回答を筆頭に、葬儀の内容に関して様々な問題を抱えているのです。そうなると、例えお金が掛かるとしても葬儀の専門家に依頼することで滞りなく葬儀を無事に終わらせたいと思うのが人の心理なのです。
 親族が亡くなったら葬儀を行う必要があり、それに掛かる費用も馬鹿になりません。しかし、実際に葬儀を経験する機会も少なく、経験値の少ない状況で葬儀を終わらせなければならず、葬儀費用を節約することなど考える暇もありません。いざ、自分が喪主を努めなければならない時や自分が死んで家族が葬儀を行う時に困らないよう、葬儀にかかる費用についても準備を怠らないことが重要です。