小児のメタボリックシンドローム<子どもの病気>の症状の現れ方

 初期には、腹囲の増加が中心的症状です。肥満の程度は軽度から重度までさまざまです。進行すると、糖尿病高血圧の症状が出現するようになります。

小児のメタボリックシンドローム<子どもの病気>の診断と治療の方法

 すでにメタボリックシンドロームと診断された場合には、食事および運動療法による減量と腹囲の減少が必要です。
 運動が中心的な治療法となり、歩行、水泳、各種のスポーツなどを1日30分は行うようになります。食事療法に関しては、自宅では病院のような厳密な低エネルギー食はなかなか継続しにくく、誤った食事療法は栄養不足などをもたらすこともあります。したがって、家庭では不適切な食事の修正を心がけます。過剰な間食、夜食、脂肪、糖、ジュースなどの摂りすぎ、朝食抜きなどをまずチェックすることです。
 メタボリックシンドロームの治療には、数カ月から1年程度の期間を必要とします。このため、小児では予防が重要になります。腹囲や体重の値と身長を定期的に測り、診断基準と比較します。そして、バランスを考えた食事をとる、偏食をなくす、スポーツに親しむことを習慣にできれば、小児期のみならず一生の健康設計に役立ちます。