新生児高ビリルビン血症<子どもの病気>の症状の現れ方

 生理的黄疸の項で述べたように、新生児の黄疸は顔面(がんめん)から体幹さらに四肢へと強くなるので、手のひらや足底まで黄染(おうせん)を認めるときは要注意です。病院では、出生後の赤ちゃんに対して皮膚でビリルビンを測定する器械(ミノルタ黄疸計)を使っていて、ある一定の基準を超えたら血液中のビリルビン値を測定します。

新生児高ビリルビン血症<子どもの病気>の診断と治療の方法

 光線療法を行います。歴史的に「太陽光線の当たる窓際の新生児は黄疸が軽い」という観察から始まり、現在では新生児の黄疸に対する治療法として広く普及しています。青白色光や緑色光の蛍光灯(けいこうとう)が使われます。これによりビリルビンが水に溶けやすくなり、容易に肝臓、腎臓から排泄され、血液中のビリルビン値が低下します。光線療法で改善しない重症の場合には、原因をさがしつつ交換輸血が行われます。