新生児髄膜炎(細菌性髄膜炎、その他)<子どもの病気>の症状の現れ方

 新生児期には細菌性髄膜炎に特異的な症状は示さないことに注意する必要があります。突然のショック、呼吸不全、体温異常(発熱あるいは低体温)、哺乳不良、嘔吐、けいれん、嗜眠(しみん)(ウトウトと眠りがちで意識の低下を示す)、易刺激性などが認められることが多いです。
 早発型は突然に発症し劇症であることが多く、遅発型は「何となくおかしい」から徐々に進行することが多いようです。無菌性髄膜炎では、発熱や哺乳不良などに対して、検査をして初めてわかることが多いです。

新生児髄膜炎(細菌性髄膜炎、その他)<子どもの病気>の診断と治療の方法

 大切なことは、診断がつきしだい、原因となる菌が判明する前に治療を開始することです。原因となる菌に対して有効な抗生剤を使用することはいうまでもありません。呼吸状態、循環状態が不良であることが多いため、人工呼吸器の使用を含めた呼吸管理、血圧、尿量を保つような循環管理、補助療法としての免疫グロブリン、顆粒球(かりゅうきゅう)コロニー形成刺激因子、交換輸血などを必要とすることもあります(新生児敗血症)。