喘鳴性気管支炎<子どもの病気>の診断と治療の方法

 一般的には、感染症の治療や気管支拡張薬が用いられますが、前述のように、乳幼児の気管は未熟であるため、拡張薬の効果が低い場合もあります。もちろん奇形などが見つかれば、その治療も必要です。
 喘息で用いるテオフィリン(テオドールなど)という気管支拡張作用のある薬は、構造がコーヒーなどに含まれるカフェインに似ているため、乳幼児が内服した場合、興奮や嘔吐、不機嫌、けいれんなどの副作用が出やすい傾向があり、乳児、発熱時、熱性けいれんてんかんの既往や家族歴がある場合、脳にもともと病気を抱えている場合には、処方は差しひかえるべきと考えられるようになっています。
 また、咳(せき)止め、鼻みず止め、去痰薬など、いわゆるかぜ薬は、咳を抑えて病原体の排出を遅らせたり、痰に粘りけが出て切れにくくするなどの副作用があるため、小児科の教科書では推奨されていません。