単心室<子どもの病気>の症状の現れ方

 大血管の特徴により、肺の血流が増えるタイプと減るタイプに分かれます。前者は、乳児期早期から体重増加不良や多呼吸などの心不全症状がみられますが、チアノーゼ(皮膚や粘膜が紫色になること)は目立ちません。後者の場合は、早期からのチアノーゼが特徴的で、心不全症状は目立ちません。肺血流がちょうどよく調節されていると、目立った症状がみられない人もいます。

単心室<子どもの病気>の診断と治療の方法

 当初は、肺血流のコントロールが重要です(三尖弁閉鎖症)。体重増加を待って、フォンタン型手術(図13)を行います。さまざまな心奇形が合併することもあり、複数回の手術が必要です。