川崎病心血管後遺症<子どもの病気>の症状の現れ方

 川崎病の患者の約30%に、発症10日後〜4週ころまでに拡張やこぶが認められます。多くは自然に消えてなくなりますが、全体の10%程度の人に冠動脈病変が残ります。通常こぶができても無症状ですが、そのなかの20%程度で狭窄や閉塞が生じます。

川崎病心血管後遺症<子どもの病気>の診断と治療の方法

 急性期にアスピリン、免疫グロブリンの大量投与療法を行うことで冠動脈病変の発生率を低下させられることが知られていますが、治療が行われていても、10%程度の人に冠動脈病変が残ります。
 冠動脈瘤が発生した場合、程度に応じて抗血小板薬、抗凝固薬(こうぎょうこやく)などによる治療が行われます。狭窄による心筋虚血のある場合には、冠動脈バイパス手術や、カテーテル治療が考慮されます。心筋梗塞が生じた場合は、血栓溶解療法などが行われます。