メッケル憩室<子どもの病気>の症状の現れ方

 憩室の中に入り込んでいる胃粘膜の酸分泌により、消化性潰瘍を生じ、消化管出血を来します。そのためタール便(黒い便)や新鮮血便、貧血になります。
 出血は幼児期に多く、前ぶれなく突然大量の下血をみることがあります。また腸重積や腸閉塞(ちょうへいそく)(イレウス)などを起こし、腹痛、嘔吐、腹部膨満、ショックなどを来すことがあります。
 憩室炎という炎症を起こし、腹痛や発熱などを来し、虫垂炎との区別が問題になることもあります。

メッケル憩室<子どもの病気>の診断と治療の方法

 手術時に偶然見つかった症状の無いメッケル憩室に関しては、切除すべきか否かは決まった方針がないようです。
 症状を伴うメッケル憩室に関しては、全身症状をよくしたうえで、手術により憩室を切除または腸管切除を行います。