周期性嘔吐症<子どもの病気>の症状の現れ方

 元気だった子どもが急にぐったりして、倦怠感(けんたいかん)、顔面蒼白(そうはく)、腹痛、食欲不振、反復性の嘔吐発作を起こします。嘔吐発作は1日に数回〜数十回に及び、1〜1・5日続きます。2〜4週間ごとの一定の周期で、夜または朝に多くみられます。また、発熱、下痢、頭痛、めまいなども合併することがあります。
 発作の引き金として、感染(慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)など)、心理的ストレス(試験、発表会、遠足など)、食べ物(チョコレート、チーズなど)、月経があげられます。

周期性嘔吐症<子どもの病気>の診断と治療の方法

 治療は、安静と輸液で全身状態を安定させ、対症療法を行いつつ確定診断のための検査を進め、診断が確定したら可能な限り根治療法を行います。吐物が胆汁様(たんじゅうよう)(緑色)である、意識障害があるなどの重症例では、ただちに入院して治療を受けることが必要です。
 合併症としては、水分摂取が不十分となり脱水になることがあげられます。予後は確定診断された疾患に左右されますが、いずれの場合も生命予後は良好です。