反復性腹痛<子どもの病気>の症状の現れ方

 症状は臍(へそ)の周囲を痛がることが多く、強さや持続時間は一定でないものの、腹痛は1時間以内に治まります。腹痛とともに、頭痛、顔色不良、嘔吐がみられることがありますが、普段は無症状です。症状は心理的なストレスが加わると悪化し、週末や休日になると軽快する傾向があります。また、就寝中には腹痛はみられません。

反復性腹痛<子どもの病気>の診断と治療の方法

 治療は原因によって異なります。器質的な病気の場合は原疾患に対する治療が優先されますが、非器質的疾患で過敏性腸症の場合は定期的に外来を受診し、患者(母親も含む)と医師の信頼関係を築くことに努めます。
 過敏性腸症は完全治癒が難しく再発することが多いため、ドクターショッピングをする頻度が高く、これを防ぐ必要があるからです。完治は難しいですが生命予後は良く、70%の軽快でよしとするように納得する必要があり、そのための信頼構築が必要です。最近は効果が期待できる薬が開発され、良い結果が出ています。
 心因性(ストレス性)に対しては、心理療法と薬物療法を組み合わせて行います。