急性虫垂炎<子どもの病気>の症状の現れ方

 腹痛、嘔吐、発熱が3大症状です。多くの場合、はじめに上腹部痛が現れます。痛みは時間とともに右下腹部痛となり、この経過中に嘔吐がみられます。はじめのうちは発熱はありませんが、経時的に37・5℃前後の微熱〜軽度発熱が現れます。炎症性疾患なので必ず発熱を伴います。
 炎症が進行すると、右下腹部痛は万力で絞めつけられるような腹痛へと変化します。消化器疾患なので、食欲が低下します。嘔吐は、虫垂炎の進行で腹膜が刺激されて現れます。

急性虫垂炎<子どもの病気>の診断と治療の方法

 外科的に開腹し虫垂切除をします。最近は腹腔鏡下虫垂切除術もかなり行われています。強い腹膜炎がない場合は、手術後24時間経過し排ガスがあれば、食べ物の経口摂取が可能になります。数日間点滴を行い、抗生剤を投与します。
 しかし壊疽性虫垂炎となって腹膜炎を併発し、腹腔内にうみがたまり、腹腔外に誘導するチューブを留置した場合は、長期の点滴、抗生剤の投与が必要です。もちろん経口栄養摂取はできません。入院が1カ月以上になることもあります。