乳児ビタミンK欠乏性出血症<子どもの病気>の症状の現れ方

 生後半月から2カ月の間に起こりやすく、吐血や青あざがみられたり、頭蓋内出血の場合は突然に不機嫌、嘔吐、意識障害、けいれん、顔面蒼白などが起こります。

乳児ビタミンK欠乏性出血症<子どもの病気>の診断と治療の方法

 出血を止めるためにビタミンKの投与か、凝固因子の補充のために新鮮凍結血漿(けっしょう)を投与します。頭蓋内出血が多く脳を圧迫している状態の時は、可能であれば手術して血腫(けっしゅ)を除去します。出血量が多くショック状態になっている時は輸血を行い、そのほかに呼吸などの全身管理を行います。
 発症すると死亡や後遺症に至る重症な病気であるため、ビタミンKの内服による予防が重要です。肝・胆道の異常や長期の抗生剤投与などでビタミンKの欠乏が疑われる時は、追加のビタミンK投与が必要になります。