急速進行性糸球体腎炎症候群<子どもの病気>の症状の現れ方

 多くの場合、発症前後に発熱や倦怠感、食欲不振などの風邪症状がみられ、引き続き急性糸球体腎炎と同様の血尿、蛋白尿やむくみがみられます。紫斑病や膠原病に合併する場合には、原疾患の症状(紫斑や発疹など)がみられますし、グッドパスチャー症候群では肺に沈着した自己抗体よって肺炎、肺出血を起こす場合があります。多くの場合、腎炎を発症して数週〜数カ月で末期腎不全に進行します。

急速進行性糸球体腎炎症候群<子どもの病気>の診断と治療の方法

 急速に進行する腎炎に対して、ステロイド薬のパルス療法や各種免疫抑制(めんえきよくせい)薬が用いられるほか、血液中の免疫物質を除くために血漿(けっしょう)交換を行う場合があります。腎不全により尿量が極端に減少し、強い浮腫(ふしゅ)(むくみ)や胸水、高血圧、カリウム上昇などがみられる場合には、透析治療が必要になる場合もあります。
 一般に予後が不良な場合が多いのですが、成人に比較して小児では治りやすいと考えられています。