細菌性尿路感染症<子どもの病気>の症状の現れ方

 図25のように尿路感染症は尿路のどこで炎症が起きているかで、膀胱炎腎盂腎炎(じんうじんえん)などに分けられます。膀胱炎では尿が黄色くなる、においがする、尿の回数が増える、排尿時に痛みがあるなどの膀胱刺激症状といわれる症状が起こりますが、腎盂腎炎ではかぜ症状がないのに突然38・5℃以上の発熱がみられ、嘔吐や下痢を伴うこともあります。

細菌性尿路感染症<子どもの病気>の診断と治療の方法

 膀胱炎なら抗生剤の内服で治りますが、腎盂腎炎の場合には入院のうえ、抗生剤の点滴治療が必要になります。また先天的な尿路の奇形(尿路のどこかが狭い先天性水腎症(すいじんしょう)や、膀胱の尿が尿管や腎盂に逆流してしまう膀胱尿管逆流現象)が原因で尿路感染症を繰り返す子どもでは、それらに対する手術を行うこともあります。